今晩も雪が降り始めましたね。ほとんど雨ですが。いやー もっとこないだみたいにバッサバッサ雪になってくれたほうがおもしろいのになあ。。
てことで今回も雪っぽい曲を と思い選曲いたしました。まあほぼ雨なんですが。
この曲もやはりかなり人気が高いですが、なんでかなーなんかの主題歌だったかなあと思いWikiってみたところ、コカ・コーラのCMソングだったんですね。No reasonじゃないですね。ちゃんと人気の理由がありました。
こんな寒い季節にぴったりで、うまく歌えればかなりポイント高いんじゃないでしょうか。
だがしかし、これ歌詞の内容的にどうやら失恋ソングぽいですね。ちょっと最近カレシと別れちゃった~ みたいな女子にはけっこう効くかもしれませんよッ!( ̄ー ̄)ニヤリ
では解説に入ります。
もくじ
裏声の使い分け
白い恋人達では桑田さんけっこう裏声を多く使います。サビの随所に使われているのと、ラストでは非常に印象的に裏声を使っています。しっとりとした切ない感情を表現するのにはぜひとも完璧に使いこなしたいところです。
まずはどの箇所で裏声になっているかを、Youtubeを使ってよく聴いて覚えてください。で、しっかりと地声と切り替えられるようにコントロールしましょう。
そしてもう一つ。ラストの 「ただ会いたくて もう切なくて こいしくて。。。」 のところ。ここも裏声で歌っているんですが、息漏れしたファルセットではなく なるべく息漏れのない裏声のほうがいいです。なぜかというと、ずっと裏声で長めに歌うフレーズのため、息漏れさせると息が続かずコントロールが難しくなるためです。そしてラストに向かって盛り上がってきてるところなため、息漏れした声だと声量が足りなくなるのです。息漏れしないように声帯をしっかり閉じ、声に芯をもたせて響かせてください。
ファルセットを使ったり息漏れのない裏声を使ったり、いろいろ切り替えが忙しいですが、スムーズに移行できるように練習してみるとよいでしょう。
子音をしっかり発音する
子音に意識を向けて原曲を聴いて頂くとよくわかるんですが、けっこう子音を強く発音しています。とくに カ行 タ行 サ行 がわかりやすいですかね。
例えば Aメロの部分 「よるにむかってゆきが ふりつもると」 ここまでだけでも 「よるにむkaっteゆkiga ふりtsuもるto」ローマ字の部分が強いです。
こうすることでどういう効果があるのかというと、
①メリハリがつく ②リズミカルになる
ということです。試しに、全く子音を意識しないで歌ってみるのと、子音を強く発して歌ってみるのを聴き比べてみていただきたい。この曲のテンポはわりとゆったりめなので、子音にアクセントがないと演歌っぽくベターっとした感じになります。
子音にアクセントをつけることでメリハリと自然な抑揚がつき、聴いていてもノれる感じになります。また洋楽っぽい縦ノリ感が出てリズムが掴みやすくなります。なんだろう 言葉では非常に伝わりづらいんですが、なんかこう ビート感っていうんですかね?(←間違ってたらすまん) ズンズンタンッ みたいなやつです。
こぶしをきかす
サビのとこでこぶしを大いに盛り込んでくれています。「いまーもわぁあすれぇえない こいぃいのうーたー」のとこなんかもう平成ノブシコブシですね。
前回のスキマスイッチ 奏 のとこでも紹介しておりますが、こぶしとは一音を短く一瞬だけゆらすやつで、ビブラートの短い版です。
今回の白い恋人達においても、このこぶし遣いはそれらしさを表すのに大事な部分です。試しに 同じとこをまっすぐ歌ってみると 「いまーもわーすーれーない こーいーのうーたー」 なんか文字だけでもつまんない感じに見えますね。
これもキマるととても味がでる技術なので、ぜひおさえておきたいところです。
マネしない
桑田さんの歌いかたと声は非常に個性的なので、ついついマネしがちになってしまいますが、あの声はマネできないのでやめましょう。歌いまわしはマネしても大丈夫ですが、声はやめてください。断言します。あなた似てないです。(似てるのと上手いのは別。ヘタとは言ってないよ)
クオリティ高く声マネできればそりゃあウケますが、あのシブさを出すのはちょっと厳しいですね。中途半端にやっちゃうとね、ほらスマホ見てますよ。
普通に自分の声で歌って頂ければぜんぜんかっこいいんで大丈夫です。Youtubeでもけっこうたくさんのシンガーがカバーしてますし、それらを参考にするのもいいと思います。
カバーしてる皆さんも、上で述べてきたようなとこはしっかり押さえつつも、自分の声で自分の表現で歌ってらっしゃってどれも違う作品のように聞こえます。そしてどれもそれぞれの個性が出ててかっこいいです。
普通に歌えてしまう方は、自分流にアレンジしてみてもおもしろいと思います。
今回は以上なんですが、桑田さんってほら、スケベじゃないですか。普段下ネタとか言っちゃう人がね、たまにこんなステキな曲をカッコよく歌い上げちゃうんですよ。そこがまたイイというか、ギャップですよね。これ使えますよ、ギャップ戦略。キンタの大冒険とか歌った後にこれとか、流れの中ではそういうゲームメイクもおもしろいんジャマイカ。
最後てきとうでしたが、本日の格言
ギャップを駆使せよ
以上だ。
2018年2月1日 大雪に期待したのにちょっと残念な日
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