歌の声量を上げる5つの方法!家でできる超簡単トレーニングまで

この記事を書いているパンダ
きんぱん 30歳サラリーマンからミュージシャンを目指すヤバい男 このパンダの生態を知る ⇒超きん的プロフィール

歌にとって『声量』ってとても大切です。

声量が足りないと、

  • 単純に聴こえない
  • 伝わらない
  • 迫力がない
  • 心に響かない

というように、歌を味気ないものにしてしまいます。

カラオケではある程度声量があるだけで上手く聴こえます。
自信があるように見え、どうどうとした印象になりますね。
採点で点数も出やすくなります。

LIVEや生演奏をする方は特に、声量の重要性を感じているんではないでしょうか。

私も最近ちょいちょいギター弾き語りをする機会がありますが、
やはり効率よく響くように声量が出せないと
ぜんぜん伝わらないな~と感じております。

ということで、今回は声量について。

  • 声量を上げるためのポイント
  • 声量を上げるためのトレーニング

を書いていきます。

最後まで読んでビンビンに響かせちゃってください!


もくじ

声量はどのくらい出ればいいのか?

先日、師匠のてつろう先生のお誘いで、
『ゆるカラ部』に参加させて頂きました。
(部長のかわむらさん、ありがとうごさいます!)

ゆるカラ部とは、飲んだり食ったりしながら、
みんなで順番で歌い、ボイストレーナーのレッスンをゆる~く
やって、また歌って飲むという、ゆる~い大人の部活です。

ゆるいとは言え、先生の指導は非常に勉強になります。

そこで全員受けた指摘。

「基本的に声量感が足りない」

私は声量には少し自信があったのでややショック。

てつろう先生曰く、生で歌う人たち(トレーナーとかバンドボーカルとかシンガー)
はみんなデカいとのこと。

で、それがどのくらいかというと、100db(デシベル)くらい出しているそうな。

100dbってどのくらいかというと、

電車が通る時のガード下 

くらいらしい。かなりでかいですよね。
30~50cmくらいの近距離で測った場合ですが。

試しにスマホの騒音測定アプリで測ってみるとおもしろいです。
私がアプリで測ってみたところ、
かなり本気で響かせないと100dbいきませんでした。

ただこれはサビのMaxの時の話ではあります。
個人差はあれど、女性でも80~90dbは欲しいとのこと。

ちなみに音量感は以下の通り

100db
・電車が通るときのガード下
・液圧プレス(1m)
90db
・犬の鳴き声(5m)
・騒々しい工場の中
・カラオケ(店内中央)
・ブルドーザー(5m)
80db
・地下鉄の車内
・電車の車内・ピアノ(1m)
・布団たたき(1.5m)
・麻雀牌をかき混ぜる音(1m)

引用元:日本騒音調査 ソーチョー より

 

実際に測ってみるとわかるんですが、
80~90dbでもなかなかでかい音なので、
これで歌うのかと考えると、普段私たちがカラオケで出してる声量程度では
全くと言っていいほど足りない と分かります。

 

声量を上げる5つのポイント

では、歌で声量を上げるためにはどうしたら良いのでしょうか?

5つのポイントに分けてみていきましょう。

ポイント1:歌いかける相手の距離感を意識する

これは今回の『ゆるカラ部』で、てつろう先生が指導してくれた内容です。

どういうことかというと、大きく3段階の距離に
語りかける相手の人がいることをイメージして発声するというものです。

3段階とは、曲調にもよりますが、
Aメロ、Bメロ、サビ の3段階です。

Jpopではほとんどがこの構成で、
パターンとしてはAメロ➡Bメロ➡サビ 
の順で盛り上がり、音量も大きくなります。

各段階で、相手のいる距離のイメージをシフトしていきます。

第1段階:Aメロ
だいたい2~3メートルくらいの距離にいる人に向かって
声を届けるイメージです。

これだけでも、普段やっている口元でボソボソ歌うのとは
かなり違う感覚になると思います。

第2段階:Bメロ
Aメロよりも少し伴奏の音量が上がることが多いです。
だいたい4~5メートルくらい先の人に語るイメージです。

けっこう声を飛ばさないと、聴こえないと思います。

第3段階:サビ
部屋全体、自分の後ろまで 空間全体を響かせるイメージです。
距離としては、6~10メートルくらい先にいる人まで声を届ける感じです。

もう本気じゃないとそこまで届かないでしょう。

 

と、このように曲の展開によってイメージ距離を変えます。
このイメージだけでもかなり声量は上がります。
実際、参加者のほとんどが2回目にはかなり声量アップしていました。

多くの人の歌は口元だけで歌ってます。
10メートル先の人に話しかけるのに、口元だけで話す人はいないはず。

 

ポイント2:腹式呼吸で発声する

何か球技系の部活をやっていた人はすぐわかると思うんですが、
野外で何十メートルも先の相手に(しかも相当の雑音の中で)声を届けようとしたら、
ほんとに腹の底から出さないと全く聞こえません。

なのでその時は自然と腹式呼吸で発声していたはずです。

私も小学校からずっと野球部(しかもキャッチャーか外野)だったんで、
そりゃもうすげー遠くまで声を飛ばすように出してました。

胸式呼吸の浅い呼吸では、どうしても喉に力を入れて
ガナる感じにしないと大きい声が出ないんで、
それだと響きも無いし、喉をすぐ傷めます。

なので腹式で深く息を吸い、息を多く使って出すようにします。

スポーツとかをやってなくて感覚が分からない人は、
一度どっか 公園とか畑とか山とかで 100メートルくらい離れた相手に
届けるように声を出してみるといいです。

だぶん一発で感覚分かります。

腹式呼吸の話はコチラ
▼▼▼▼
【ボイトレ】胸式呼吸と腹式呼吸の違い 歌に必要な理由
【ボイトレ】腹式呼吸のコツ 一瞬でマスターする方法と練習法

ポイント3:力じゃなく響き

声量を上げようとすると、確かに少し力は入れるんですが
力一杯声を出すのとはまたちょっと違います。

それだとがなり声になってしまって、歌にすると聞き苦しくなります。

感覚としては、パワーではなく”響き” です。

力は入れるんですが、喉はガボッと開いて体全体が振動するイメージです。
まずはある程度の音量を出さないと振動しないので、
まずは大きい声を出してみましょう。

声量を出すのに一番感覚を掴みやすいのが、

チェストボイス

です。

ある程度大きい声を出しながら、胸の上の方に手を当てます。
そこがすごい振動するのが分かると思います。
それが”響き”です。

その響きが、余計な力を使わなくても出せるように維持できるように
していくと、効率よく声量が出せるようになります。

チェストボイスについてはコチラの記事で
▼▼▼▼
チェストボイスを鍛える必要がある本当の理由

ポイント4:声帯をしっかり閉じる

いくら腹から声を出そうとしても、
実際に振動を起こすリード部分である声帯がスカスカでは、
ただの呼吸になってしまいます。

声帯がきっちり閉じることによって、
空気のエネルギーが音に変換されます。
また、声に 『ツヤ』 もでます。

女性の方はけっこう、声帯の閉じが弱い方が多いので
声が息漏れしてスカスカしがちです。
なので歌う前にエッジボイスとかやるといいです。

ポイント5:気合い

もはや単純に、ある程度の気合いさえあれば声量は出ます。

気合いと恥じらいを手放す です。

ぶっちゃけ、細けえことは置いといてデカい声を出せばいいんです。

あなただって、世界の中心で愛を叫ぶ時は大声だしますよね!?
(そんな状況はまあ無い。)

 

でもマジメな話、これはてつろう先生も言ってました。
遠くの相手に届くように声を出すのも、
結局は気合いがないとそれが出来ませんから。

ワンコーラスでも、ちょっと疲れるくらいでないと、
ボーカリストとして 『サボっている』 だそうです。

 

家でできる声量を上げるトレーニング

まず、よく間違いを見かけるんですが、
腹筋の筋トレをしてもダメです。
よくある上体を起こすやつね。

声量を出すために使う筋肉は、
腹筋の筋肉ではないので。

そうではなくて、鍛えるべきなのは
おなかから空気を送り出すための筋肉です。

それを鍛えるためのトレーニングをご紹介します。

ドッグブレス

おなかをペコペコさせて「ハッハッハッハッ」と
小刻みに息を吐くトレーニングです。

テンポは130くらいで、1分間続けます。

これだけでも初めての人は、かなりキツイと思います。

6コに割れる腹筋の両サイドの深いところあたりが、
アツ~くなってきます。

シェイプアップにもあすすめです。

ハットホット

ドッグブレスで息を吐くのに合わせて
「ハットホットハットホット」と声を出します。

それだけで、通常のドッグブレスよりもさらに
自分をいぢめることができるでしょう。

お腹に乗せた雑誌を押し返す

まず、仰向けに寝転びます。

胃の上あたり(みぞおち)に、重めの雑誌を乗せます。
(安定感があって少し重いものなら何でもいいです)

「ス――――――」と前歯の隙間から息を細く出すように、
息を吐きます。
この時にみぞおちで上に乗った雑誌を押し上げるような
力の入れ方をします。
すると、先ほどドッグブレスでいじめた筋肉が
稼働しているのが分かると思います。

テンポは60くらいで、2拍吐いて、2泊で吸います。
慣れてきたら、3拍吐いて、4泊めで吸うなど、
吸う時間を減らしていってください。
毎回息を吐き切るのがポイントです。

実際に歌う時は、このトレーニングでの吐き方に
声を乗っけるようにすると、声量が上がります。

 

歌で声量を上げる まとめ

歌う時の声量は、あなたが思っている以上に大きいのが
あるべき状態です。

なので普段の練習も、その大きさの声量を出す前提のやり方
でなくてはいけないと思うのです。

小声で練習しても、そのままの声では使えないということですね。

歌で大きい声量を出すための一番のポイントは、
ぶっちゃけ『気合い』だと思います。

まずは気合でもなんでもいいから、大きな声を出してみないと
体を響かせる感覚も永遠にわからないからです。

ということで、まずはとにかく
細かいことは抜きにして、

「声出していこうぜ!」

てことです。

なんか体育会系な終わり方ですが、
ビビって声出さないんでは何も進まぬ!
てことですね。

今日はこの辺で!

 

追伸:
今回ちょっと紹介した「ゆるカラ部」もそうですが、
歌がうまくなるには、
環境
って超大事だな~って思います。
単純な話、うまい人が周りにたくさんいたら、
自分も勝手にうまくなる ということなんですね。

サークルとかボイトレ教室とか
そういう仲間をとりあえず作ってみるというのは
上達するのにもっとも効率が良いと感じてます。

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