あなたはなぜ歌うのか?全てはオファーとエコーだ。

どうもきんぱんです。

これを読んでいるということは、
あなたは歌うのが好きだと思うんですが、
私含め、

人はなぜ歌うんでしょうか?

どこの国の文化でも、
はるか大昔からも、
人間は歌ってきました。

人間が生存するのに、直接関係ないのに。

ましてカラオケなんて、なぜ歌うのか?

そして私もそうだし、プロでない人とか、
アマチュアの方は、歌う先に何を見ているんだろう?
お金が稼げるわけでもないのに。

そもそもなんで歌をやりたくなったのか?

 

学問的なことは分からないんで、
私の考える、『歌う理由』を書いてみたいと思います。

歌う理由、それが自分で分かった時、
もっといい歌が歌えるようになる気がするのです。。

 

もくじ

全ての行動はオファーとエコー

ビジネスの師匠から教わったことです。

我々が何か発言したり、何か書いたり、何かの行動をすること
これらの全ては 『オファー』 なんですと。

オファーとは、
申し出、提案 という意味で、
相手に対して何かしらの反応を期待する行動のことです。

そして相手は、何かしらの反応を示す。
これが 『エコー』 なんですと。

エコーとは、反響という意味で
オファー=呼びかけ に対して
エコー=答えを返す
ということです。

つまり、人々の営みは 全てオファーとエコーで成り立っている。
何か行動をするということは、強制的にエコーさせるということ。

 

例えば、今私がやっているように文章を書くこと。
これも、
書く=オファー
で、読み手に対して何かを伝える。
書いたことに対してなにかコメントを期待してるわけじゃないけど、
何かしらの気づきを得てほしい であったり、
悩んでいることの助けになってほしい
と思ってます。

あなたがこれを読むことで、何かしらの感情が芽生えたら、
それはエコー=反響しているということです。

書くということには、そういうエコーを期待しているのです。

 

ツイッターとかなんか、分かりやすい例ですね。
あれはリツイートしてもらうために発信するんですよね?

ツイートして誰からも反応されなくてもいいよ
なんて人はいないはずです。

つまり、強制的にエコーさせようとしているのです。

そう考えるとやはり全て オファーとエコー。

あなたが 「あー 腹減ったー」
と言うのだってオファーです。
腹減った と言うことで、周りにいる誰かに共感してもらいたいんです。

だから、私たちは 行動の全てがオファーである
ということを自覚しないといけません。

なぜなら、あなたの声を聴いた人、あなたの行動に関わった人は
そのすべてにエコーしなければならないわけですから。

「誰にも頼んでないよ?」ということじゃありません。

あなたの行動を見たり、聴いたりしたら
エコーは強制されてしまうのです。

返事を返さなくても、何かしらの影響は与えることになってしまうから。

ということは、オファーによっては
相手を傷つけることもあるでしょう。
または、余分なエネルギーを使わせることにもなります。

もちろん、元気づけることもできます。
エネルギーを与えることもできます。

どんな気持ちでオファーを出すかによって。

 

ということは歌も

そうです、『歌う』 という行為は
オファーなのです。

歌うということは、聴く人がいる。

聴く人は、何らかの反応を示したり
何かしらの感情を持ったりします。

悲しくなったり、楽しくなったり、嬉しくなったり、愛を感じたり。

 

だから、我々は歌うんではないかなと思うのですよはい。

私も含め、歌うのが好きな人は、
何かを伝えたいんだと思うんです。

 

日本人はカラオケが好きです。(嫌いな人もいるけど、国民性としては好きと言われる)
むしろ、カラオケは日本が原産国ですからね。

プロの歌手じゃなくても、歌という手段を使って
何かを伝えることができる機械を開発したんですよ 日本人は。

 

研究によれば、日本人には協調性を重んじる国民性がある。
だから、組織の中で個人が発言する機会が少ない。
機会が少ないというより、協調するために、
自分を押しとどめることが求められた。

だから、普段のくらしの中で、出すことができないオファーを
出す場所が必要だった。
そこでカラオケが文化に根付くことになった
というものです。

アジア人はカラオケ好きらしいですが、
アメリカとかだとあんまりやらないみたいですからね。

アメリカ人は、カラオケの力なんか借りなくても、
そこら辺の空き地で自己主張しちゃいますからね。

 

私も含め、歌いたいという人は、
歌う という行為がオファーする手段なのではないかと思うわけです。

これは私の場合ですが、
そのように考えると思い当たるフシがあります。

私がカラオケ屋に入り浸るようになったのは、
仕事がきつくてどいうしようもない時でした。

がんばってもがんばっても、思うようにいかない。
お客様に頭下げて、アルバイトの機嫌取って、上司にへこへこして。。
そんで自分の気持ちとかぶつけるところが無かったのです。

歌いに行けば、楽しんで聴いてくれる奴とか、
いっしょに歌ってくれる奴がいた。
その時だけ主役になれたんですね。
自分の存在を確認できたっていうか。。

そのころはそんな自覚無かったわけですが、
『歌う』という行為が最も、
自分のオファーを強く出せて、
強いエコーも感じられた気がするのですよ。

だから辞められなくなったんではないかなあ。。

 

オファーしていることを自覚する

なのでそれに気づいて、
自分は歌うことで、誰に、どんなオファーを出したいのか?

そしてどんなエコーをもらいたいのか?

これを自覚することによって、
歌うことに意味が与えられるのではないかと考えるのです。

無自覚でただ何となく歌うより、
伝えたいメッセージがあった方が伝わりそうでしょ?

 

プロのミュージシャンたちが出す曲にも、
それぞれターゲット設定があります。

誰に向けたどんなメッセージの曲なのか、
という戦略会議があるそうです。

てきとうに出してるわけじゃないんですね。

だからこそ、そのターゲットに伝わる。

 

我々がオリジナル曲を出さなかったとしても、
それは同じではないかなあ。

だから何が言いたいかっていうと、
伝えたいことを明確にして歌うと、いい歌が歌えるんじゃない?
てことです。

相手にどうなってほしいか?
てことですよね。

これは歌に限ったことじゃないですが。

 

最後に

オファーだエコーだと言いながら、
この記事でどんなオファーがしたかったのか分からなくなってしまいました。

そうそう、歌はオファーとして、
必ず聴く人が何かしらの影響を受けるから、
それを自覚して歌うべきだよな!てことだと思います。

なので、あなたの歌を聴いてくれる人に、
なんかいい影響を与えてあげられるように、
歌ってあげて欲しいと思います。

あなたの声が
いいエコーになって返ってきますように。。

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