今回は、DTMのメリットに加え、DTM使った練習方法などの上達スピードを一気に上げる活用方法を紹介していきたいと思います。
DTMとは、
デスクトップミュージックの略です。
と、前回お話しましたが、
DTMは、楽曲制作だけに使うわけじゃないというのがなんとなく想像出来るんじゃないかと思います。
ご自身の音楽力アップの為にどのような練習をしていますか?
下の記事を読む前に少し思い返してみてください。
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いかがでしょうか?
人それぞれ色々な練習方法があるんじゃないかと思います。
私が個人的に音楽力をアップするのに効果的だと思っているのこれです。
ずばり
耳コピ!!
既存の曲を楽譜に頼らず耳でコピーして、演奏、歌唱などをすることです。
音楽理論や楽器のメカニカルな練習も、上達する為には間違いなく必要なことです。
ですが、総合的な音楽力の向上という面では、耳コピに勝るものはありません。
その耳コピもCDに合わせて歌う、弾くだけでなく、DTMを使って耳コピをしていこうというわけなんですね。
DAWソフトとは?
DTMではDAWソフトというものを使用して作業していきます。
DAWというのは、【デジタルオーディオワークステーション】の略で、
DTMを進める上で、大元になるハード、またはソフトウェアです。
Studio One、Pro Tools、Cubaseなどです。
他にも数多く存在していて、ソフト毎に多少使用感が違ったり、得意な部分が違います。
個人的には、ゼロから始める際には、Studio Oneをオススメしています。
その理由はまた別のブログで紹介していきますね。
ワークステーションというくらいなので、色々な事をソフト上でする事が出来ます。
今回は耳コピにDTMを活用する方法を紹介します。
もくじ
DTMを使った耳コピ方法
DAWソフトでは、オーディオデータというものを取り込む事が出来ます。
少し馴染みのある言い方をすると、
iTunesなどに入っている、曲のデータをコピーする事が出来ます。
データを取り込んだ状態で再生すれば、
iTunesなどと同じように再生する事が出来ます。
再生スピードを変更出来る。
耳コピで難しいのは、早いフレーズや複雑な和音の部分です。
それを既存の曲のテンポより落として再生する事で、多少の音の劣化はありますが、かなりコピーがしやすくなります。
好きな部分を繰り返し再生出来る。
音楽再生ソフトでも出来るソフトはありますが、DTMでももちろん可能です。
例えばAメロの5~8小節目だけを繰り返し再生するような設定が簡単に出来ます。
構成を記録出来る。
これは譜面に書きながらコピーをする場合は、問題ないのですが、
頭の中だけで整理してコピーしていくのは最初はかなり難しいです。
DTMでは、曲の進行にマーカーを付けられます。
Aメロ Bメロ サビなどです。
これを曲の始めから印を付けていく事で、曲の全体像が一気に把握しやすくなります。
実際にマーカーを付けてみると、1番のAメロと2番のAメロは、ドラムが変わってるくらいだなというように、曲の構成と各セクションの関連性の理解が倍以上に早くなります。
クリックを同時に再生する事が出来る。
これは曲のテンポが最後まで変わらない曲限定になってしまいますが、
曲のテンポを計って、そのテンポのクリックを設定することで、既存の曲とは別にクリックをならし続ける事が出来ます。
クリックと曲の音量バランスを変える事も出来ます。
これをする事で、何拍目に音が鳴っているのか判断しやすくなります。
いかがでしょうか?
楽曲制作以外にもDTMが使える事がなんとなくイメージ出来てきましたか?
他にも、制作のテクニックを応用した方法もあるのですが、簡単に始められる部分はこの辺りです。
今回は総合的な音楽力のアップには耳コピが効果的で、
DTMを使用すると、難しく感じていた耳コピも取り組みやすくなると言うことを紹介しました。
以上、【上達スピード急上昇!!DTM活用方法】でした。
次回は、【歌、楽器の練習のためのDTM活用方法】
です。
お楽しみに。