こんにちは
ビジネスマンのための休日ミュージシャン育成トレーナーの織沢てつろうです。
今回は【Studio Oneのオーサライズ(アクティベート)方法】です。
もくじ
オーサライズとは
あまり馴染みの無い言葉なので、初めて聞く方も多いかもしれません。
オーソライズと表記される事もあります。
他にもアクティベーションと呼ばれる事もあります。
どういう意味かと言うと、
自分のPC上にインストールしたソフトウェアを使用する事を有効にする、というような意味合いです。
こんな一手間かけなくても、インストールした時点で使えるようにして……
と思う方もいると思いますが(自分はそうでした)
この行程がないとどうなるか?
例えば、私がドラムの音源ソフトを購入したとします。
オーサライズという行程がなかった場合、購入したソフトを生徒さんにインストールしてあげて、全員がそれを使用出来るようにしてしまえるんです。
となるとメーカーは商売あがったり…
そのメーカーは潰れ…いつまで経ってもソフトウェア音源のクオリティが上がらない…
なんてDTMerにとっては、とても残念な事になってしまうんです。
そういった事態をさける為、1つ1つのソフトウェア毎にシリアルナンバーを発行し、購入した人だけが使えるようなシステムになっているんですね。
と、ここで感の良い人は、「じゃあシリアルナンバーも教えてもらえばいいじゃん!」と思い浮ぶかと思います。
それを避けるために、そのシリアルナンバーを使用してソフトウェアを起動させられるPCは2台まで。
みたいな制限があります。
これは音楽ソフトに限らずです。
もしくは、iLokと呼ばれるUSBを差し込むライセンスを統括するキーのようなものもあります。
その場合、iLokを差し込んでいるPCのみでそのソフトウェアが起動するようになっています。
という事で、オーサライズの意味を理解して欲しいという部分もありますが、
違法コピーなんかしないで、ちゃんと自分で購入しましょうと言う事です。
楽器もそうですが、自分で買うから愛着が出て、それをしっかり使う意識になるんですね。
Studio Oneのオーサライズ方法
前置きが長くなりましたが、ここからはStudio Oneのオーサライズをやっていきましょう。
前回の記事でStudio Oneのインストーラーをダウンロードして、PCにインストールが出来ている状態だと思います。
デスクトップ、またはPC内のアプリケーション内にStudio Oneのアイコンがあるのそれをクリック(インストーラーではありません。)
アカウント情報入力
起動するとこのような画面になりアカウントを入力する画面になります。
ここで、前回作成したPresonusのアカウント情報を入力してログインします。
認証情報を保存にチェックを入れておくと次回から自動でログインする事ができます。
Studio Oneのアクティベート
次にこのような画面が表示されます。
1番下のStudio One Primeを実行にチェックをいれて、
緑の枠のStudio Oneをアクティベートをクリックします。
アクティベート完了
アクティベートが正常に完了するとこのような画面が表示されます。
「はい」をクリックし、Studio Oneを再起動すると次回起動時から使用可能となります。
前回のインストールから、今回のオーサライズ(アクティベート)までが、ソフトウェアを使用可能にするまでの一連の流れです。
メーカーによってやり方は違ってきますが、今後新しくソフトウェアを購入する事もあると思いますので、この行程が必要なんだなと覚えておいてください。
そして、先ほど入力したようなアカウント情報(ログインID、パスワード)や、ソフトウェアのシリアルナンバーなどは、アップデートの際に必要になってくるのですぐ分かるように控えておいて下さい。
この先ソフトが増えてくる事を見越して、一覧で確認出来るようにPCなどにメモして保存しておくのをオススメします。
その都度、メーカーサイトに行ってパスワードの確認をしたりするのは、非常に手間がかかったりして、それだけで億劫になったりしてしまうので…
以上、【Studio Oneのオーサライズ(アクティベート)方法】でした。
次回は【Studio Oneのフリーソフトウェアのダウンロード】です。
お楽しみに!!