カラオケ人気曲 上手く歌うコツシリーズ⑦ですが、今回はシャ乱Qのシングルベッドです。
キーが低めで歌いやすく、精密採点での点数も出やすいためカラオケでの人気は非常に高い曲ですが、多くの人よりもさらに上手く聴かせることができるコツが存在します。
歌いやすく点数も出やすいため、採点ベースでの難易度は低いというのが一般的な見解ですが、(←集計したわけじゃないので正確な情報じゃないっすすいません。多くのサイトで歌いやすい曲として紹介されてることが多いです) これはあくまでも 採点ベースでの話 です。
そう、ここ注意して頂きたいんですがつまり、そこそこ点数が出るからといって 聴いてみたら実はなんかイマイチだったりすることがあるのです。
そうです、これを読んでくださったあなたは 点数出してドヤ顔してるアイツよりも一歩抜きんでて、聴いてて「あ~ うまいなあ」と感服させることができるようになってしまうのです。
もちろん、そこにいる女子たちの視線も釘付けにできるであろうことウケ合い。
正直 あんまり若い世代(10代とか)の女子ちゃんまで知名度があるかは きんぱんわかりません!
ですが、わりと大人めなお姉さんたちはだいたい知ってると思って間違いないです。
それでは、シングルベッド 上手く歌うコツの本編入ります。
解説動画もご覧ください。
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もくじ
なぜ点数が出やすいか?
まずは点数が出やすい理由についてですが、これはDAM 精密採点DXの採点基準になってくるんですがこの曲において大きくは4点です。
①そこまでキーが高くないので音程を合わせやすい
②ビブラートを多用し、またかけやすい
③自然に抑揚がつきやすい
④適度にロングトーンがある
まず①。そりゃそうだってことですが多くの成人男性の平均的なキーの高さなのでやはり出しやすいです。これまた低すぎるともっとムズイんですが、シングルベッドは程よいです。程よいのでやはり音程が掴みやすいと思います。
②について。つんく氏が歌ってる原曲を聴いて頂ければわかるんですが、かなりビブラートをかけてます。この原曲のイメージがあるので、自ずとビブラートをかけやすくなります。
また、精密採点の特徴でもあるんですが、振幅が大きめでスピードが中間やや遅めのビブラートは加点されやすいです。
振幅とは 揺れの幅のことで、波形でいうと縦の幅になります。スピードは波形の横幅のことを言ってます。つまり同じ時間内の波の数ですね。
原曲でのつんく氏のビブラートのかけかたがまさにそれです。
③は抑揚です。抑揚とは音量の強弱のことで、まあ原曲通りに 音程が低いとこは小さく 高いとこは大きく って勝手になるんで、加点がつきます。
細かい話まですると、精密採点で加点される抑揚は ワンフレーズ内での強弱 なんですが、そんなに気にしなくても割と勝手につきますこの曲は。
④ですが、精密採点の評価項目にロングトーンがあります。これはロングトーンを安定して歌えているかを見てるんですが、一定の音程でブレなくのばせてるかってことです。
ロングトーンの多い曲はしっかり安定して出せれば加点されます。逆にテンポが速かったり、ロングトーンがないラップの曲はなかなか点数出ません。
シングルベッドにおいては適度な多さなのが、点数が出やすい理由となります。
イマイチに聴こえる理由とは!?
とこのように、精密採点の評価項目を実現しやすいことが点数が出やすい理由なんですが、ここに落とし穴があります。
ショッキングなことに、点数出るんで自分上手いと思ってたら 自分の聴いてみたら
あれ なんかキモくね!?
となったんですかつてのきんぱんは。
これを読んでくださったあなたはまだ間に合います。
かつてのきんぱんがキモかったので、その理由を自分なりに研究してみたところ、いくつかの事実が浮かび上がりました。
①微妙にフラットしている
②声マネしようとしていてクドい
③高音部のビブラートがキモいorそもそもできてない
①について。微妙にフラットですが、まずフラットとは 記号でいう ♭ これで、半音下がる意味です。歌の時にいうフラットは 半分までは実際下がってないけど、ビタの音程よりも若干低いか そのように聴こえる ことを指します。
自分で歌ったやつをスマホで録音して聴いてみたところ、なんか低く感じるんですよね~。
でも不思議なことに、精密採点の機械では音程合ってるんですこれが。
これの解決策は次の章で書きますが、この現象が起きている人って けっこういるんです!
多くのなんかイマイチ現象の多くはこれであることが おそらくほとんどではないか というくらい大事なことなんですね~。
②声マネクドい。つんく氏は独特の鼻にかかった感じとキザっぽい歌いまわしがあります。
なんか自分の聴いてみたらマネっぽくなっててキモいと思いました。
ただまあこれは自然に歌えば解消できると思います。
③ビブラート。サビ以外のビブラートはまあできるんですが、肝心のサビのビブラートが難しいと感じます。
自分の場合は高音部のビブラートが安定しないのと、無理やりかけようとしすぎたためにキモくなっていました。
高音でビブラートできない理由はいくつかあるというか、まだまだ研究中なのと そもそもビブラートのかけ方がいくつもの説があるため 現時点で絶対これ ということは言えません。
が、私の場合 おそらく高音部が音域的に余裕がない ということが大きな原因の一つのようです。
これの対策については次章にて解説します。
これらは自分の体験をもとにイマイチの理由を明るみにしましたが、多くのイマイチシンガーの多くもだいたい同じ理由と考えていいと思います。
なんかイマイチ現象を超えるために
点数は出てるけど、なんかイマイチを超え 本当に歌ウマ と言われるために何をすればいいのか。上で述べたイマイチ現象の理由に絡めて解説していきます。
①とにかく自分の歌を聴くんだ!
始めは顔から屁が出るほどの苦痛を覚えると思いますが、それが現実なのです。でも大丈夫。3日で慣れます。
歌ウマになりたい人は絶対に避けて通れない道ですが、めちゃくちゃ大切なことです。
とにかく、気づかなかった変な癖や自分の思っていたイメージと違う部分が見つかると思います。
まずは、自分のを何度も聴くだけでもそうとう上手くなると思います。
② で、♭現象をどうするの
自分の歌を聴いてみて気づいたのが♭現象だったんですが、この理由は
完全地声で歌っていたから
上手く歌うコツシリーズ⑥のEXILE でも書いてるんですが、話し声と同じ地声で歌ってしまうと高音への移行がしづらいんですね。
また、完全地声は 胸への響きがより強くなるため、音が低く聴こえるんです!
これが フラット現象の正体だったのです。
声を出しやすい音域なだけに、話す声そのままでただ気持ちよく歌ってしまうとこれが起きるのです。
ここで必要なのが、みんな大好きミックスボイスの登場です。
感覚の表現は人によってバラバラなのがミックスボイスをよくわからないものにしている原因ですが、
きんぱん的に言うと 裏声の喉のまま地声音域を歌う です。
ミックスボイスは詰まるところ裏声なので、鼻腔や頭に響きがいきます。胸に響く部分が減るため、これがフラット現象の解決方になるのです。
③高音ビブラートをどうやってやるか
私が高音ビブラートできない理由の一つは、高い音域に余裕がなかったことなんですが、どういうことかというと。ビブラートって声を上下に揺らしますよね。つまりまっすぐ出した音程よりも上が出ないと振れ幅がとれないんです。
で、私の場合完全地声で歌っていたのもあり、上の振れ幅がとれなかったんですねえ。
高い声を出すときのコツの一つでもあるんですが、声を軟口蓋にブチ当てるというのがあります。軟口蓋というのは口の中の上の部分、硬いとこより少し奥の柔らかいとこです。
この軟口蓋の動きを柔らかくすることで、高音のビブラートがかけやすくなりました。
高い声を出すとき、軟口蓋をグアッと上に引き上げ、そこに声をあてると出やすくなりますが、
ビブラートをかけるときここがうねるように上下に動くのがわかるでしょうか。
つまり軟口蓋が柔らかく動くことでビブラートがかかるのです。
高音のときに軟口蓋が動けば、高音でもかかる というのが答えです。
この高音ビブラートがキマれば、あなたも確実に 他の点数だけのヤツ よりも上手く聴こえます。というか実際上手いです。
さて、シャ乱Qのシングルベッドを題材に なんかイマイチ現象を科学でひも解いてきましたがまとめます。
1.まずは自分の歌を聴く
2.ミックスボイスでフラットしないようにする
3.軟口蓋を柔らかくして高音ビブラートをキメる
4.あと変にマネしない
これです。
これを使って点数ドヤ顔マンをやっつけて、真の歌ウマになってみてはいかがでしょうか。
2018年2月18日 イーロン・マスクみたいになりたい
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