366日【HY】カラオケ歌い方解説〜定番曲編〜

こんにちは、休日ミュージシャン育成トレーナーの織沢てつろうです。

今回は、今やカラオケランキングの定番曲なっているこの曲【366日】です。

HYと言ったらこの曲という方も多いんじゃないかなと思います。

分かりやすい歌詞のストーリーと、

キャッチなーサビのメロディーライン。

ボーカル仲宗根泉氏の、感情表現豊かなテイク。

どんな時代、どんな世代にも、このような恋愛ソングが大好きという方も多いですね。

クラシックに歌い継がれる曲に育った【366日】

カラオケ解説に行ってみましょう!!


 

もくじ

立体的な歌を目指そう。

 

以前紹介した、AM11:00もそうでしたが、

今回の曲に関しても、シンプル目なアレンジになっています。

AM11:00【HY】〜デュエット編〜

AM11:00【HY】〜デュエット編〜

ボーカルの抑揚が非常に聞き取りやすいので、まず歌のダイナミクスに注目していきましょう。

音量の付け方には色々とやり方がありますが、このサイトでもよく紹介している、子音と母音の処理の仕方でボリュームを変える方法をやっていきましょう。

もうやり方を知っているという方も、この部分は歌詞によって難しさが変わったりするので、

確認するつもりで改めて練習してみましょう。

 

子音では音量(音圧)は出ない。

サビの入りのフレーズで説明しましょう。

わいくらいいおぼえているの】

ますは子音

  • 入りの文字の【】を、音程は気にしなくていいので、伸ばさずに、強めに何度も言ってみてください。

 

次に【】にくっついている母音の【】です。

】は伸ばしていると、段々【】になっていきますね。

  • その母音である【】を強めになんども言ってみてください。

 

どちらの方が、音圧を感じましたか?

間違いなく母音ですよね。

子音がおっきく感じたという人は、音圧というより、息の勢いを感じたんじゃないかと思います。

前提として、

  • 子音は、伸ばしていると母音になる。
  • 子音は、スピード感やアタックは出せるが音圧は出せない。

 

結論から言います。

音圧を感じるところは、母音をしっかり発声している。

この認識めちゃくちゃ大事です。

 

Aメロで確認。

かなり極端に言い切ったので、半信半疑の方もいるかなと。

冒頭のAメロの音圧が出ているところと、音圧が出ていないところで確認してみましょう。

音圧 それでもいい

音圧 【もどれないとしってても】

まず音圧が低い、冒頭の部分です。

薄めの声だというのは、分かりやすいと思います。

そこで母音に注目してください。

冒頭の【それでもいい】の部分は、どこも母音をあまり鳴らしていないんですね。

では、1番のAメロと2番のAメロの【それでもいい】を比べてみてください。

2番の方が音圧が出ています。

この音圧の違いは子音をはっきり言っているからでは無く、

子音の後に続く母音をしっかり鳴らしているから。

なんですね。

 

そして、強めに歌っているのが目立つ部分が、
【もどれないとしってても】です。

この赤文字の部分はかなり母音をしっかり鳴らしているのが分かると思います。

まだアレンジの抑えめな1番のAメロなのですが、

結構声を張っている印象です。

ここ以外でも音程が少し高めのフレーズにでは、割と強めのアプローチをしています。

注意して聞かないと分からない音圧のコントロールの歌い手が多いですが、

仲宗根氏は、かなりはっきりダイナミクスをつけます。

どんなところで、歌の抑揚をつけていいのか分からないという方は、

この曲をキッカケにダイナミクスのコントロールをしてみると、取り組み安いんじゃないかなと!

 

サビの口の開け方に注目!!

ダイナミクスをつけている要素として、もう1つ分かりやすいのが口の開け方です。

動画の0:393:08

この2箇所の口の開け方に注意して、改めて動画を見てみてください。

口の開け方が全然違います。

このコントロールをするかしないかで、声圧がかなり違います。

口の開け方のポイント

そして、口の開け方にもポイントがあります。

口の中にどれくらいの力を入れるか。

力を入れるというと、無理に力みすぎてしまう人もいると思うので、言い方を変えると、

口の中をどれくらい張るか。

口の中を張るというのは、あくびをする時にかかっている力だと思ってください。

どれくらいの力で張るかによって、声圧が変わってきます。

張れば張るほど、声圧が出てきます。

 

イメージとしては、

柔らかい素材で作られた壁の部屋で音を鳴らすか。

硬い素材で作られた壁の部屋で音を鳴らすか。

この部屋が自分の口だと思ってください。

完全に脱力をした状態で声を出してみると、

言葉ははっきり聞こえないし、声圧も出ません。

ある程度の緊張感を持たせた状態にしておくことがポイントになってきます。

 

自分が目指す声質を把握しておく。

このように、口の形、力加減を変えることで声のキャラクターが変わります。

脱力したらいい。

ある程度張った方がいい。

このあたりは、自分の中で出したい声のキャラクターが決まっていないと、

迷子になってしまいます…

特に、ある程度口の中の張り具合を強めにして力強い声が出たとしても、

そもそもそういう声質を目指していなかったのでは、本末転倒になってしまいます。

 

ステップとしては、

  1. 体の使い方次第で、自分にも色々な声質が出せることを知る。
  2. 自分がどんな声質で歌いたいのか、しっかりとイメージする。
  3. そのイメージになるように、適した練習をする。

 

このようなステップで取り組んでみてください。

特に2番の、自分の目指す歌声のイメージを持つ。

この部分があるとないとでは、上達スピードも驚くほど変わってきます。

この機会にぜひイメージしてみてください。

 

以上、366日【HY】カラオケ歌い方解説でした。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう。


 

 

 

 

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