どうも、きんぱんです。
ボイトレを習おうかどうか迷っている方は多いのではないかと思います。
教室でのレッスンに通う前の私もその一人でした。
迷うポイントとしては、
- 独学でも十分なんじゃないか
- わざわざ高いレッスン代を払う価値があるのか
- 効果がなかったらどうしよう
- ついて行けなかったらどうしよう
- 講師が合わなかったらどうしよう
- 初心者だし恥ずかしい
- 知人からバカにされそう
こんなところではないかと思います。
スクールでレッスンを受けるべきかどうかは、人それぞれだと思いますが、結論から言うと、私個人的には 絶対受けて良かった です。
ただ、万人にとって絶対に良いかというとそうでもない人もいるので、今日は 独学とレッスンのメリット・デメリットをお話ししていきます。
もくじ
スクールでレッスンを受けるメリット
自分に合った指導をしてもらえる
何といっても最大のメリットはコレです。
スクールによってレッスンの進め方は違うと思いますが、私の習っているスクールは完全に個人レッスンなので、私に合った指導をして頂いてます。
人それぞれ、声や体つき、得意不得意、できるできない は違います。
なので、当然 その人に適したトレーニングや順序も違うわけです。
スクールの講師は、基本的には知識も経験もあり、その生徒に今何が必要なのか的確に判断してくれます。(中にはそうでない人もいるが。。それは後述)
普通、そうとう経験がある人でない限り、自分の声の状態や正しいか間違いかを判断することはできません。(というか、判断できるんだったらそもそもボイトレ受けませんね)
例えば私の話をすると、自分では高音が出ていると思っていました。
しかし、実は喉締めの無理な発声になっていたみたいです。しかも、歌の歌詞の、母音が「い」と「え」のときにそうなっているよ ということまで的確に指摘されました。
じゃあそれを改善する練習はこうだよー さんハイ! ていう感じです。
ちゃんとした講師なら、悪い癖がつく前に、的確に修正してくれます。
その他にも、自分の癖というのは、なかなか気づきづらいものです。
その辺をしっかりと見抜いて、直してもらうことができる。
この点が、スクールでレッスンを受ける最大のメリットと言えます。
疑問をすぐに解消できる
これも大きなメリットです。
私も独学でボイトレしていた時は、わからないことがあると、とりあえずグーグル先生かyoutubeを検索していました。
有益な情報も多数あるのは確かですが、サイトによって言ってることが違ったり、ほんとに信用できるのか怪しいぜ ってなり、結局モヤモヤは解消されないのがほとんどです。
その点、レッスンで質問すれば即解決です。
正しいのかどうか迷いながら練習するのと、これが正しいと信じて練習するのとでは、結果に差が出るのは明らかです。
何をやるにしても、やればやるだけ疑問がわくのは自然なことです。
疑問がわくたびに、迷って立ち止まるのか、トントン解決して進んでいくのか どっちが良いかは明白でしょう。
情報をゲットできる
例えば、参考になる歌手とかこの動画いいよ!っていうのを教えてくれます。
それから、スマホの使いやすいアプリとか練習ツールについてもいろいろと情報もらうこともできます。
もちろん、自分でそれらの情報を見つけ出すこともできると思いますが、今は情報が多すぎて、何がいいのか、何が正しいのかの判断って難しいです。
そういうのを探すだけでも時間を取られてしまうので、時間と労力の無駄です。
その点、プロが良いとすすめるものだったら信用して使えるので、時間も労力もお金も無駄にすることはありませんね。
私の場合少し特殊なんですが、同じ先生からギターやDTMも教えて頂いているので、そのあたりの情報もすぐ手に入ります。
特にDTMなんて、全くのゼロから自分で始めようとすると謎が多すぎて、5分で挫折する自信があります!
まあ単純なはなし、わからなければ人から聞けよって話です。
周りの生徒から刺激を受けられる
ライバルがいた方が、切磋琢磨して成長しやすいですね。
独学でやっていると、やはり自分一人なので、飽きたり できてると勘違いしたり挫折したりするリスクがあります。
私のスクールの場合、個人レッスンなので他の生徒さんと絡むことはないんですが、それでも先生から話を聞くだけで刺激になります。
同じ時期に入った女性の方がいるんですけど、その方はもう自分で作曲までしちゃってるらしく、そのDTM音源を聴かされました。
ほんとにぜんぜんちゃんとした曲になっててすごいんです!
私なんかいろいろ幅広く手を出して、まだ何も形になってないのに トホホ(´;ω;`)ウッ…
単純な話、近所の空き地で一人で練習してたサッカー少年が、ユースチームに入ったら上手くなりますよね。
そのまま空き地でボール蹴ってるのと、ユースチームでやるの1年後どっちが上手いかっていったら答えは明白です。
モチベーションが保てる
独学だとなかなかモチベーションが続かない人も多いと思います。
なかなかクリアできない問題に当たったときなんかはほんとにやる気を失いがちです。
その点、スクールでレッスンを受けていれば、週1回 強制的に練習することになるので、継続しない という選択肢が無くなります。
私の場合もイマイチ身が入らない時はありますが、とりあえずレッスン行って声出すと、やる気が湧いてきます。
自分だけでモチベーションをコントロールできない人は、こういう使い方もありますよ。
スクールでレッスンを受けるデメリット
自主練習やらない人は伸びない
デメリットというかこんな人は向かないよーっていう話なんですが、結局、
行くだけで満足しちゃう人
はやらない方がいいです。
レッスンはだいたいどのスクールでも、月3回から5回とかそんな感じかと思うんですが、つまり週1回くらいのレッスンになります。
1週間に1回、1時間や2時間だけ練習しても、上手くならないのは分かりますよね?
もっと回数が多いプランならいいんですが、当然、多いほどレッスン料は高額になります。
レッスンはあくまでも軌道修正や進捗の確認、課題を見つけて個人練習のアドバイスをもらうものです。
それを理解しない、またはできないという人にとってはデメリットとなります。
お金がかかる
当たり前ですがお金はかかります。決して安くはないです。
私のスクールで4回のレッスンで2万です。これは少し高めだと思いますが、その分マンツーマンで濃い指導を頂けてます。
もっと安いところは探せばいくらでもあるんでしょうけど、どんな品質なのかはわかりません。
最も、そもそもお金を払ってでも歌が上手くなりたいと思ってレッスンを受けるわけですから、そこをやたらとケチる意味がありませんよね。
なので、自己投資にお金をかけられない人にとっては、デメリットとなります。
合わない講師もいる
私の場合は、幸い完全に合う講師に出会えましたが、実際全員が必ず合う ということは無いでしょう。
安っすいスクールなんかは、もしかしたらたいして経験のない人が講師になってるかもしれません。
また、経験こそあっても、思いやりのない人も中にはいるでしょう。
そこは実際に受けてみるまでわからないんですが、たいていどのスクールでも体験レッスンがありますので、大いに活用するべきだと思います。
そしてもし合わなかったら、遠慮せず、講師を代えてもらうかスクールを代えましょう。
せっかく高いお金を払ってまで歌を極めたいんですから、そこは妥協するべきではないと思います。
ボイトレを独学でやるメリット
良い練習ツールはある
今や情報が腐るほどありますから、良いものもぜんぜんあります。
例えば有名なところでいくと、YUBAメソッドやロジャー・ラヴの本なんかはとても良いと思います。
youtubeでもかなり詳しい動画がありますので、私もちょいちょい参考にしてます。
正直、YUBAメソッドでもロジャー本でも、正しい方法でしっかり継続できれば、かなり上手くなるんではないかと思います。
せっかくなんで紹介しておきますね。この二つは私も試しましたが、かなりイイです!⇓⇓
お金はあまりかからない
まあ当たり前ですが。
上で紹介した書籍や、カラオケ代とかくらいしかかかりません。
あとは、サークル的なものやバンドに入ってしまうというのも一つの手です。
上手い人達の中に入り込めば、先ほどのサッカー少年じゃないですけど、それだけでも上手くなります。
実際、レッスンを受けず独学だけでめちゃくちゃ上手い人もぜんぜんいますし。
そういう環境を用意できたり、自分で継続して練習していける人なら、独学で十分かと思います。
言ってしまえば、駅前でアカペラで歌ってれば嫌でも上手くなるよね って話しです。
ボイトレを独学でやるデメリット
レッスンを受けるメリットが受けられないのがデメリットとなります。
間違いに気づかない
これが一番の問題だと思います。
どんな人でも、必ず何かしらの癖はあります。そしてそれはほとんど自分では気づきません。
運よく気づけた人、修正できた人はいいんですが、間違ったまま無理に発声してると最悪、
喉を壊す
事にもなりかねません。
また、癖が身に付いてしまうとなかなか直しづらい とも言われます。
たいてい自分で判断するのは難しいと思いますが、判断できない人は無理に独学でやるべきではないでしょう。
成長が遅い
余分なことに時間がかかります。
教材を探すのに時間がかかるし、疑問点をググったりするのも時間がかかる。
それでいて正しいのかわからない。悩む時間がある。
こんなことしてる間に、1曲でも2曲でも歌った方がいいですよね?
レッスンを受ければかからない時間が、独学だとかかります。
モチベーションを保ちづらい
誰も口出ししてきませんからね。
歌なんて無くても生活できるわけです。
もともと、やる必要がないことをわざわざやるわけですから、自分のなかに強い動機がないと、なかなか継続できないでしょう。
動機がちゃんとあったとしても、人は必ず楽する方向に行きます。
スクールにとにかく週1行く という強制ルールにして、やらざるを得ない環境を作ってしまうのも一つの手だと思います。
独学かレッスンか。悩みポイントに答える
冒頭で提示した、独学がいいかレッスンがいいかの悩みに回答します。
- 独学でも十分なんじゃないか
⇒十分な人はいます。でも相当の時間と労力と情熱と運が必要です。 - わざわざ高いレッスン代を払う価値があるのか
⇒自分次第です。レッスンを価値のあるものにするかどうかは、取り組み方によります。 - 効果がなかったらどうしよう
⇒講師が合わなかったら効果が出づらいかもしれません。でも大丈夫です。お金を払ってるんだから、不審に思ったらはっきりと言う権利はあります。 - ついて行けなかったらどうしよう
⇒ちゃんとした先生なら、ちゃんとペース合わせてくれますよ。むしろ合わせてくれない人ってどうなんすかね? - 講師が合わなかったらどうしよう
⇒遠慮せずチェンジしましょう。 - 初心者だし恥ずかしい
⇒むしろ初心者だから歓迎されます。変な癖とかプライドが無いほうが教えるほうもやりやすいですたぶん。不安なのは最初だけです。すぐ慣れます。 - 知人からバカにされそう
⇒何かを成し遂げる人はバカにされてナンボです。私はバカにするような人間とは付き合いません。超絶上手くなってバカにしてやりましょう。
こんな感じですかね。
最後に、ボイトレを独学orレッスンのメリット・デメリットをまとめておきます。
レッスン受けるメリット
- 自分に合った指導をしてもらえる
- 疑問を即解消できる
- 情報をゲットできる
- 周りの生徒から刺激を受けられる
- モチベーションが保てる
デメリット
- 自主練習しない人は伸びない
- お金がかかる
- 合わない講師もいる
独学のメリット
- 良い練習ツールはある
- お金はあまりかからない
デメリット
- 間違いに気づかない
- 成長が遅い
- モチベーションが保ちづらい
まとめると、ボイトレはレッスンを受けるメリットは大いにあります。
でも独学でできることもたくさんあります。
なので私としては、どっちもやる が正解だと思います。
レッスン受けてもどのみち自主練習必要ですしね。
今日は、実際にボイトレレッスンを受けてきた私なりの見解を述べてきましたが、今迷っている人の参考になれば、幸いでございます。
それでは、あなたの歌ウマモテモテを願って!
コメントを残す