どうもきんぱんです。
あなたは、カラオケで歌う時、
立って歌いますか?座って歌いますか?
私は、ほぼ立ちます。
(下ネタではありません)
なぜかと言うと、その方が声が出るからです。
みんな立って歌えばいいのになあ って思うんですが、
ほかのみんなが座ってるんで、
自分だけ気合い入ってるみたいで恥ずかしいってとこでしょうか?
ええ、私はガッツリ気合いはいってますよ!
でもまあ、別に座って歌うのが悪いってことではないです。
なのでどっちでもいいんですが、ただ
座った場合でも、正しい姿勢というのはあります。
それが出来てれば、座ってても十分、声は出ます。
座る時はみんな姿勢が悪いので、
そのらへんの話をします。
この記事では、
- 立つのと座るの どっちがいいのか?
- 立つ時の正しい姿勢
- 座る時の正しい姿勢・注意点
を書いていきます。
もくじ
結局、立って歌うのと座って歌うの どっちがいいの?
ボイトレ界隈とかカラオケサイトでは、
立って歌うのが正しいです、立って歌いましょう
と言われることがほとんどです。
まあ私も立って歌うんですが、
それはなぜかと言うと、
- 腹式呼吸が正しくできる
- おなかに力が入る
からです。
私の場合はその方が目立つからですが。
まあ確かに、立った方が力が入りやすいし、パワーが出ます。
体も大きく使って歌るので、実際のところ声はよく出ます。
じゃあ座って歌うのはやっぱ邪道?間違いなんですか
てとこなんですが、
間違いじゃありません。
だって、ギター弾き語りの人とか、ピアノ弾き語りの人とか
プロのシンガーでも座って歌うことありますもんね。
ただし、正しい姿勢で座っていないと、
やはりいい声はでません。
なので、そのやり方は後述します。
そして実は、正しい姿勢が分かると、
むしろ座った方が歌いやすくなったりします。
それはなぜかと言うと、骨盤が固定されるからです。
どういうことかよくわからないですね。
後の説明を読めばわかりますので、
続きどうぞ。
立った場合の正しい姿勢
正しい姿勢を取る目的は、
- 呼吸を効率よくするため
- 共鳴しやすくするため
- 余分な力が入らないため
- 喉を開くため
です。
つまり、正しい姿勢が取れていないと、
これと逆のことが起きます。
ということは、効率よい発声が出来なくなる ということです。
では、立つ場合の姿勢のチェックポイントを挙げていきます。
- 足は肩幅かやや狭めに開きます
まあ自然にリラックスした幅でいいです。 - 重心の位置
足の親指の付け根・小指の付け根・かかと の3点に均等(気持ち前め)
に体重を乗せます。 - 背筋を伸ばします。
へそと胸の上部の距離を長く取るイメージで、胸をななめ上向きにします。 - 腕を少し後ろに引きます。
こうすることで、胸郭が開き 呼吸がしやすくなります。
ちょうど上図のバキくんのような腕の位置です。 - 骨盤を立てます
反り腰にならないように、ケツの穴を締める感じで 恥骨を前に出すイメージです。
この位置に骨盤を固定することが重要なポイントです。
この方が、腹式呼吸がしやすいためです。
反り腰だと、うまくおなかが膨らまないため、腹式呼吸ができません。
試しに、出ッ尻状態(反り腰)で腹式呼吸してみてください。
苦しいか、かなり不自然な力が入ると思います。 - 横から見て首と肩の位置を一直線上にします。
首を立てる感じで、上から糸で頭のテッペンを吊られているかんじです。
こうすることにより、気道が確保されるため、喉が開きやすくなります。 - 目線は水平よりやや下向き
バキ君はちょっと上向いてますが、やや下向きにしてください。
上向くとアゴが上がっちゃうので、力みやすくなります。
以上が立った状態の正しい姿勢です。
まずはこの状態で正しく発声する感覚を覚えることがだいじ。
これを覚えておくことで、座った状態でも 発声しやすい姿勢というのがわかります。
座った時の正しい姿勢
立った時の正しい姿勢が基本となります。
なので座った時に、立った状態のポイントがクリアされていればOK
ということです。
ということは、立った状態のチェックポイント
1~2を抜いた、3以降が
座った時に実現されていれば、それが座った時の正しい姿勢です。
良くない座り方
けっこう、この座り方のままで歌う人いますが、
これではいい声は出せません。
てきとうに歌うならいいんですが、我々のように本気で歌う人に
これをやってほしくはありません。
正しい座り方
- 胸とへその距離を取る
- 腕をやや後ろに引く
- 耳と肩は一直線にする
これは立った時の正しい姿勢を維持してください。
そして、立った姿勢同様、骨盤は立てるということに注意してください。
胸を張って、反り腰にならないように。
こうしないと、座った状態での腹式呼吸ができません。
骨盤を〇の図のようにしっかり立てて固定しておけば、
腹式呼吸が安定します。
むしろ、座った状態の方が、骨盤を固定する力を使わなくて済むので、
慣れると立つ場合よりも歌いやすくなります。
勝手に腹式呼吸がしやすい姿勢に固定できる ということですね。
なので、姿勢が正しければ座る方が 実は歌いやすいのであります。
まとめ
さて、今回は
『歌う時の姿勢は 立つのと座るの どっちがいいのか?』
でした。
おさらいすると、
立つ、座る どっちがいいか?
- どっちでもいい。
- でも立つ方がおなかに力が入りやすい
- 座った姿勢が正しければ歌いやすい
立った場合の正しい姿勢
- 足は肩幅かやや狭め
- 重心は足の親・小指の付け根とかかとの3点
- へそと胸の距離をとる
- 腕をやや後ろに引く
- 骨盤を立てる
- 肩と耳を横から見て一直線に
- 目線はやや下
座る時の正しい姿勢
- 上半身は立った場合と同じ
- 反り腰にならないように骨盤は立てる
となります。
あとは、書き忘れましたが
座るときもけっこう足踏ん張ってますね。
気合い入る部分なんかは空気イス状態になっちゃいます。
ということで、座ってでもサラッといい歌歌えちゃうと
なおさらカッコいいので、
ぜひおためしくださいな。
それではまた
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