どうもきんぱんですω
カラオケに行って、採点をする機会もあると思います。
特に、DAMの精密採点DXはテレビのカラオケバトルなんかもやってるので、カラオケ採点の王道と言えます。
で、私きんぱんもそもそもカラオケにハマったのはいい点数を取るとモテるからでした(笑)
しかし、初めはなぜかぜんぜん点数が上がりませんでした。
で、やはり一番の問題は 音程正解率が良くないこと だったんですね。
- 音程が微妙にずれる
- 音程バーは合っているのに正解率がなぜか低い
- 音程バーは合っているのにレインボーの星が出ない
こういう問題がありました。
精密採点の点数はやはり音程の比重が高いです。
なので、これを改善することが、高得点を取るポイントになります。
そこで研究してある方法を実践した結果、音程正解率は余裕で90%を超えるようになりました。
ということで今回は、カラオケで音程を合わせるコツ です。
いちいち録音したり地道に練習したりもナシに、
次回のカラオケから即 音程を合わせて点数を上げる方法が知りたい方はどうぞ!
もくじ
カラオケで音程が合わない原因
自分で歌ってて&人のをたくさん聴いてきて、あることを発見しました。
それは、音程が上にズレる人はほとんどいない ということです。
音程バーが合うと黄色く色が付きます。
で、たいてい黄色くはなるんだけど、実はほとんどの人が フラット しているのです。
フラットというのは、正確な音程よりも やや低く歌ってしまうことです。
精密採点の音程バーは、合っているように見えてもその中でもっと細かく測ってるんですねえ。
そう、ほとんど全員、やや低く歌っているので、点数が上がらないのです。
私の点数がなかなか伸びないのもそれが原因だったのです。
精密採点DXの音程についてですが、以下のような仕組みになっています。
- 音程バーは半音単位での表示ですが,実はさらに細かく見られています.正しい音程と比べて -1/8 半音 ~ +1/8 半音の範囲に収まっていれば「完璧に合っている」と判定されます.
- 1/8 半音単位の音程のズレは,音程バー上を流れる「小さな青い星」を見て判別することができます.自分が出している音程が青い星で表示されており,その中心が音程バーのちょうど上端にあるとき,音程が完璧に合っていると判定されています.
- 1ページ歌い終える直前に流れる星は,そのページ(の途中までと前のページの途中から)の音程正確率を表しています.
虹色:90%以上
金色:80%~90%
赤色:70%~80%
青色:60%~70%
星無し:60%未満
要点をまとめると、
- けっこう細かく測ってるよ
- 音程バーの上端に合わせるんだよ
- レインボーが出るように歌うんだよ
ということです。
つまり、音程バーが合っていても、60~70%しか正解率が無いってことがあり得るってことですね。
そして点数がイマイチの人に共通するのが、音程がやや低い ということなのです。
なぜ音程が低くなるのか?
そこまではいいんですが、問題は
正確に歌ってるつもりなのに
低く歌ってしまう ということなのです。
なぜこうなるのか?
実は、自分が聴いている自分の音は 高く聴こえるのです。
自分に聴こえる音程があっていても、実際出た音って意外と低いのです。
ではなぜ、実際の音程よりも低く出てしまうのか?原因は
- 話し声のままで歌っているから
- ボイスポジション が低い
ということです。
どういうことなのか、次項で音程を合わせるコツとともに説明します。
カラオケ採点で音程を完璧に合わせるコツ
では、思ったよりも低い音程にならず、完璧に音程を合わせるにはどうしたらいいんでしょうか?
カラオケ採点で音程を完璧に合わせるコツを上げていきましょう。
カラオケで音程を合わせるコツ①-ボイスポジションを上げ、キープする
さて、先ほども出てきた「ボイスポジション」とは何のことでしょうか?
ボイスポジションとは、
「声を当てる位置」
「中心的に響かせる場所」
といった感じの意味です。
つまり、主に声を当てる位置を、高い位置
――つまり、軟口蓋や鼻腔――
に持ってきて、キープすることが大事なんですね。
自分が思ったよりも、低く歌ってしまうのは、話し声のままの感覚で歌っているから
なんですが、話し声というのは、ボイスポジションが低い人が多いです。
たま~にいますが、話し声の時から シャアシャアと頭のほうから高い声を出す人・・
そういう人はレアなんですが、だいたいの男性は 喉・胸 の響きでしゃべります。
喉や胸の響きは、低い周波数の倍音が多いため、フラットしやすいのです。
なので、普段のしゃべり声よりも けっこう声を上に飛ばす感覚で 発声します。
図の、赤矢印で指しているあたりが、軟口蓋(なんこうがい) です。
基本的に、歌う時は この軟口蓋に声を当てます。
軟口蓋よりも上の空間には、鼻腔があるので、ここに声が響くと 声が高めになるのです。
「声を当てる」というのは分かりづらい表現なので、コチラの記事も参考にしてください。
▼▼▼▼
ボイトレ用語の凶悪さ!「声を当てる」の意味は!?カラオケ上達イミフ用語集
カラオケで音程を合わせるコツ②ー軽い声で歌う
ボイスポジションとか、「声を当てる」とかがよくわからん!
て方は多いと思います。
そこで、どういう感覚で歌ったらいいか?ですが
軽い声
を出すようにしてください。
イメージは、オカンが電話に出るとき みたいな声です。
もしくは、かわいい女の子に向かって「おはようございまーす」とあいさつする気分で。
鼻から出すような、軽やかな声になると思います。
このような声の出し方をすると、自然とボイスポジションが高い位置に上がるので、フラットしにくくなります。
軽い声で歌うコツはコチラにもまとめてありますのでどうぞ
▼▼▼▼
カラオケが上手い人の特徴はただ1つだぜ! それはオカンの電話だ!
カラオケで音程を合わせるコツ③-口角を上げる
口角を持ち上げて、笑顔で歌うようにします。
口角を上げると、このやりかたでもボイスポジションが上がるので、声は高めの響きが増します。
結果として、フラットしなくなるので、なぜか音程バーが合ってるのにレインボーに光らない ということがなくなります。
カラオケで音程を合わせるコツ④-音程バーのちょい上を狙う
点数を取りに行くなら、だいたいの歌詞は覚えた方がいいです。
なぜかというと、音程バーを見ながら歌うと、音程が合わせやすいからです。
(ちなみに、音程バー合わせ歌唱だと、本当の”いい歌”にはならないので注意)
音程バーを見ながら歌うと、微調整がききますので 合わせやすくなります。
で、合わせるコツは、バーに合わせるんではなくて
音程バーの上を歌うように意識すること です。
フラットして発声している人が多いので、けっこう上ずって歌うくらいでちょうどいいです。
そんでコツをつかむと、おもしろいようにレインボーに光るようになるんで面白いですよ。
いきなり点数取れるようになりますから。
カラオケで音程を合わせる練習方法
ここまではカラオケで音程を合わせる、即効性のある方法をお話してきました。
上で説明した方法で確かに音程は合いやすくなりますが、基本的な技術と筋力を鍛えることでさらに音程を安定させて歌うことができるようになります。
そこで、カラオケでいつでも音程を合わせられるようになるための練習方法をご紹介します。
音程を合わせるための練習①ー録音する
やはりこれがカラオケを練習するには非常に効果が高いと言えます。
歌っている時は、自分ではなかなか音程がズレているのに気づかないものです。
スマホのボイスメモとか録音機能で十分使えます。
録音したら、できるだけその場ですぐ聴いてみてください。
自分が思っているよりも、思わぬところで音程がズレていたりします。
すぐに聴きかえしてからもう一回歌うことで、修正していくことができます。
ちなみに、自分が歌っているところを動画で撮るのもおすすめです。
音程だけでなく、歌う時の姿勢や口の開け方、アゴが上がっていることなどに気がつくことができます。
音程を合わせるための練習②ー裏声で1曲歌う
カラオケで歌うときに、まるまる1曲を全部裏声で歌うようにしてみてください。
なぜかというと、裏声を出すのに使う筋肉は、音程を合わせる筋肉と同じだからです。
カラオケで音程が合わない原因は、フラットしていることが多いというお話をしました。
裏声の筋肉がうまく使えていないと、フラットする原因になります。
なので、ぜんぶ裏声で歌うのが、裏声の筋肉を鍛えるのに最も簡単な方法です。
裏声で歌った後に普通に歌ってみると、先ほどよりも音程が合わせやすくなっているのに気がつくと思います。
音程を合わせるための練習③ーエコーを切って歌う
カラオケで練習する時は、エコーはゼロにして歌ってください。
なぜかというと、エコーがかかると声がぼやけてしまい、正確な音程が取れているか聞き取れないからです。
本番というか、みんなでカラオケを楽しむ時はもちろんエコーありでいいですよ。
しかし、一人でカラオケで練習する時は、エコーなしにしましょう。
エコーがかかると上手く聴こえてもしまうので、音程が合っているつもりで実は合っていないということが起きます。
音程を合わせるための練習④ー家で鼻歌を歌う
鼻歌は実は裏声になりやすいので、地味に裏声を鍛えるトレーニングになります。
鼻歌なので小声ですが、普通は普段あまり裏声を使わないので、けっこういい練習になります。
高音も出やすくなります。
一人でカラオケに行く時間がない人や、そんなにしょっちゅうカラオケに行くお金も無い!って人にはとてもおすすめです。
音感もよくなるので、実際に歌った時も音程が合わせやすくなります。
家で鼻歌を歌うスゴさを力説した記事も参考にどうぞ
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自宅ボイトレで高音が覚醒!3日坊主のサラリーマンが3日で声を変える方法
音程を合わせるための練習⑤ーゆっくりめな曲で練習する
ラップとか店舗の速い曲とか、ロングトーンの無い曲だとあまり練習に向いていません。
早すぎて、どこで音程がズレたか気がつかずにどんどん進んでしまうからです。
なので、カラオケで練習する際はバラードとか、スローテンポな曲、ロングトーンの多い曲で練習してください。
カラオケの採点機能で練習すれば、ロングトーンを歌いながら音程バーを見ることができます。
歌いながら音程を合わせるように練習できます。
カラオケで音程を合わせる練習におすすめの曲
ゆっくり目な曲ならなんでもいいっちゃいいんですが、しっかり音程バーを見ながら歌えるくらいの曲がいいですね。
あと音域が高すぎても音程どころではなくなってしまうので、そこまで高くない曲がおすすめです。
私の主観ですが、音程のいい練習になる曲をあげてみます。
愛し君へ/森山直太朗
ちょっと音程がジャンプするところもあり、ロングトーンもあり、ゆっくりなのでとてもいい練習になると思います。
音程以外の部分でも、コピーすべきポイントが多いです。
ビブラートとか、抑揚も。とてもむずいですが練習にはいいですね。
粉雪/レミオロメン
低音から高音まで、広い音域の練習ができます。
サビは高くてちとキツいですが、高音で音程がフラットしないように練習すればかなりの上達が見込めます。
道/EXILE
ロングトーンもあり、高さもわりと出しやすい音域です。
裏声を使う部分もあり、地声・裏声の切り替えポイントでの音程の練習にはモッテコイの曲です。
カラオケで音程を合わせるコツ:まとめ
ということで今回は
「カラオケで音程を合わせるコツ」でした。
今日紹介した内容は、何回もカラオケに通い詰めて練習する必要などなく、次回のカラオケで速攻使えるテクニックです。
おさらいしときましょう。
音程が合わない・微妙にずれる原因
- 話し声のまま歌っている
- ボイスポジションが低い
音程を合わせるコツ
- ボイスポジションを上げ、キープする
- 軽い声で歌う
- 口角を上げる
- 音程バーのちょい上を狙う
でした。
ということで、まだまだ年末に向けて、宴会シーズン。。
速攻高得点たたき出し、目立っちゃってくださいな!
追伸:
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