ヘイヘイきんぱんですω
今日もカラオケうまく歌うコツシリーズだよーー
今日はスターダストレビューの『木蓮の涙』アコースティックバージョンでーす。
こちらはかつてカラオケバトルで林部智史さんが歌ったので、カラオケマニアの間では力試しになっている曲の一つですね。
木蓮の涙には通常バージョンとアコースティックバージョンがあって、林部さんが歌ってるのはアコースティックバージョンなのでご注意を。
曲調が全く違います。
かなり高音がキツイ曲ですが、原曲キーで歌うためのコツということで書いていきます。
ちょっと哀しい内容の歌詞ですが、しんみり来る名曲なので、女性とイイ感じになってきたときにおススメです。
うまく歌えれば感動させ、泣かせることができるでしょう。
ちなみに私もこないだ歌ったらこんな感じ
▼▼▼▼
カラオケバトルの人たちに比べるとチンカスみたいなもんですが、後半でライブアレンジしたからという言い訳をしてみる。
それと私ルールで90点以上は及第点なので文句言うなよ!傷つくから(´;ω;`)
もくじ
木蓮の涙をうまく歌うための3つのポイント
基本的に高音域を使う曲ですが、そんなに起伏は激しくないので音程は取りやすいです。
なので慣れれば高得点が狙いやすい曲です。
また、点数とか関係なく歌っても、抑揚とか表現はしやすく、感情もこめやすいため上手く聴かせやすい部類です。
とはいえ、決して簡単ではないので、うまく歌うためのポイントとしては、
- 高音の対処
- ロングトーンの対処
- 抑揚
になります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
木蓮の涙を歌うコツ①-高音の対処
とにかくこれも高音を何とかしないとどうしようもありません。
では、木蓮の涙においてはどうやって高音に対処するのか、これをさらに3ポイントに分けて解説します。
高音の対処のしかた①-鼻腔共鳴をキープ
鼻腔に響かせると、高音が出やすくなります。
出やすくなるというより、高い響きが増幅されるということです。
木蓮の涙は基本的に高い音域を行き来するので、常に鼻に響かせる感じにすれば高い響きがキープできます。
この曲はサビから始まるので、サビで出した高音の響きをAメロで落とさない方がいいです。
Aメロは声を出しやすい音域に入るので、ここで響きを胸に落とし過ぎてしまうと声質が変わってしまいます。
次のサビでまた鼻腔共鳴にシフトできればいいですが、Aメロをチェストボイスでラクに歌ってしまうとまた引っ張り上げるのが難しいです。
なのでいつも、声は鼻の奥のほうに当てる感覚で歌う方が簡単です。
高音の対処のしかた②-息を吐きすぎない
前回のクリス・ハートのI LOVE YOUでも書きましたが、こういう類のずっと高音が続く曲は、息の圧力を強めて高音を出しているとスタミナが持たなくなります。
よくあるパターンは、歌い出しのサビでは勢いよく歌えるのに、後半で息切れするパターンです。
これは前半で強い息を声帯に当て続けたため、後半で声帯が耐え切れなくなったからです。
なので、前半から飛ばし過ぎないように注意してください。
意識としては、息を吐かないで響かせる感じです。
これには「支え」が必要になりますが、おなかで息をちょっとずつ吐くように調整してください。
高音の対処にしかた③-うまく裏声を使う
スターダストレビューのライブ動画ではずっと地声で歌ってますが、必ずしもそうでないといけないわけではありません。
(地声というか、ミックスボイスで歌ってますが いわゆるファルセット的な裏声は使ってないという意味)
林部さんが歌ってるやつなんかは
「空へとたびだあった~~ ウォオオオオ~~」
のとこで裏声を使ってますね。
(ファルセットだと弱すぎてしまうんで、たぶんヘッドボイスです)
林部さんの▼▼▼▼
なのでこういうところをうまく裏声で対処すると、だいぶラクになります。
歌としてもぜんぜん不自然ではありません。
上手い人はこういうところで、無理せずうまくコントロールしている印象があります。
木蓮の涙を歌うコツ②-ロングトーンの安定
ロングトーンがとても多い曲です。
なので、これを安定して歌えないとたちまち崩れてしまいます。
ポイントは、やはり呼吸コントロールです。
十分な息が吸えていないて、支えができていないとロングトーンは安定しません。
十分な息を保つには、姿勢を良くして胸郭の拡がりをキープすることです。
肋骨をしぼませないように気を付けてください。
呼吸は基本、▼▼▼▼のように
ワンフレーズで全て吐き切らず、減った分だけ補充するようにします。
また、ロングトーンでは吐く量を一定に保てないといけません。
この練習は『ロングブレス』が最も良いです。
やり方は▼▼▼▼の記事
自宅や通勤で無音でできるボイトレ方法まとめ。時間が無くてもうまくなる秘訣
の、呼吸系トレーニング「ロングブレス」の項を参照してください。
ロングトーンが安定したら、ビブラートもしっかりかけられると非常によいですな。
▼▼▼▼
カラオケでビブラートができないのはなぜか?かけるコツと横隔膜・喉の関係は?
木蓮の涙を歌うコツ③-抑揚を思いっきりつける
全体的にまったり進む曲なので、単調に歌うと非常に眠くなります。
つかみはいいですが、後半は飽きられてスマホイジリをされるのがオチです。
なので、抑揚はめっちゃつけましょう。
少し音程が高くなるところで盛り上がるようにすればOKです。
哀しい歌詞にも連動して、顔の表情を歌に合わせて変えていくと感情もこもります。
クサいくらいの感情表現をしてもいいでしょう。
まとめ
さて、今日は軽めでしたが
スターダストレビューの『木蓮の涙』アコースティックバージョンでした。
内容が哀しい曲なので、歌う場面・タイミングには注意してください。
聴かせる相手がしんみりモードの時にい歌うのが効果的です。
カラオケで歌う際のポイントをおさらいすると、
- 高音の対処
①鼻腔共鳴を保つ
②息を吐きすぎない
③うまく裏声を使う - ロングトーンの安定
支えて息を一定に吐けるようにコントロールする。 - かなり抑揚をつける
でした。
これを原曲キーで歌おうとしたらなかなかキツイです。
もちろん、無理して原キーにこだわるより、キーを下げてラクに歌うほうがいいですが、それでも原曲キーにチャレンジしたい人はやってみてください。
原曲キーでもラストまで安定して歌えたら、かなりレベルが高いと言っていいと思います。
なので、この曲は一つのバロメーターとしてもイイ選曲なのであります。
んでは、今回は以上。