どうもっきん(どうもきんぱんです)
あなたはカラオケや人前で歌ってて
こんなときはないでしょうか?
- うまいとは言われるけど、なんか反応が薄い
- 感情の入れ方が分からない・・
- 聴いてる人が飽きてる・・・?(´゚д゚`)
- 感情がこもらない・・。
歌に感情を込めるのが大事だと言われますが、
一体どうすればそれができるんでしょうか?
なかなか感情のこもった歌を歌うのって難しいですが、
レッスンで先生からこう指導されたことがあります。
「言葉を話すように歌ってください」
ファ!?
ということで、練習した方法は、
歌詞を朗読する
でした。
今回は、歌詞を朗読することの効果とやり方を書いていきます。
何度か朗読するだけで、
あなたの歌に大きな変化があることを感じて頂けるでしょう。
もくじ
歌詞を朗読する練習の効果
まず、歌を歌として歌うとどうしても機械的になりがちです。
やはり、歌を歌うとなると、メロディーを追いかけることにどうしてもなるからです。
そこで歌詞の朗読を練習するんですが、その効果を何点か挙げてみます。
詩の意味が理解できる
歌を練習しようとすると、歌詞の字面だけを追いかけてしまいます。
それで何度歌ってても、歌詞の意味とか
アーティストがその歌詞に込めた想いとか、
そういうのはつかめてきません。
上手に歌おう、音程外さないようにしよう
ビブラートきれいにかけよう
とか、そういうテクニック的なことにばかり気が行ってしまうんですね。
そこで、一度ゆっくり読んでみる。
ストーリーとして、どんなことが語られているのかを理解する。
これが分かって歌うのと、ただ字面とメロディーだけ追いかけるのでは、
違いが出るのは明白です。
抑揚がわかる
歌の抑揚というのは、
曲としての抑揚 と
日本語としての抑揚
があります。
うーんちょっとわかりづらいですが、
曲としての抑揚というのは、おおざっぱに言えば
Aメロは弱く Bメロはちょっと強く サビは強く
というようなことです。
単純に、1曲の中で強弱はありますよね。
みんなが知っている抑揚です。
もう一つ、日本語としての抑揚ですが、
これは歌詞を文章として見た場合の抑揚ということです。
例えば、
「僕は あなたを 愛してる」
という詩があったとします。
これを文章として読んだ場合、3つの単語の強さは同じじゃないですよね?
読み方のパターンはいくつか考えられますが、
最も伝えたいこと を最も強く読みますよね?
なのでこの場合は
「僕は(弱)あなたを(中)愛してる(強)」
となりますね?
文脈と解釈によっては、違うパターンでもアリですね。
僕が!っていうのを強調したいんだなっていう文脈なら
「僕は(強)あなたを(弱)愛してる(中)」
こういうのもあり得るでしょう。
要するに、詩の流れ的に、どこが最も言いたいことなのかが
朗読することによって分かる ということです。
これらを理解した上で歌うことで、
実際に歌った時の感情の入り方が大きく変わってきます。
冒頭で私が指摘された、「言葉を語るように歌う」
というのは、これを理解することでできるようになります。
感情的に歌う歌手
感情的に、「言葉を語るように」歌う歌手としてお手本なのは
玉置浩二です。
あまりメロディーに囚われず、かといって音を外しているわけでもなく、
ほんとうに「語ってる」みたいに聴こえます。
その意識で聴いてみて頂きたい。
どうでしょう。語ってますよね。
ほんとうに、目の前の あなたに そっと語っているかのようです。
歌に感情がこもらない時の朗読練習のやり方
では、朗読する練習のやり方です。
ただ読むだけではなくて、目的意識を持ってやると効果が上がります。
読んで意味を理解する
まずは歌詞の意味、内容を理解しましょう。
その際、登場人物を確認するのが大事です。
誰目線の歌で、誰が、誰に向かって 何を言ってるのか?
ここを読み取ると、文章のどこで強弱をつけるのかが
だいたい分かってきます。
特に、誰に向けての言葉なのか が大切で、
その相手をイメージしながら歌うことで、よりリアルに表現することができます。
大げさに朗読してみる
役者になったつもりで読んでみましょう。
最初はハズイと思います。
ですが、恥ずかしいからやらないのか、歌が上手くなりたいからやるのか
どっちを取りますか?(⇐自分に言ってる)
先ほど読んで理解した歌詞の内容を、
全身全霊で表現するように朗読しましょう。
その文章としての抑揚の展開を、できれば覚えるくらいまで
繰り返しできるとなお良いですな!
俳優とか女優の歌が上手かったりするのは、
彼らはセリフを感情込めて、人物になりきって読めるからですね。
歌もセリフの感覚で歌っていると思われます。
オケに合わせて朗読してみる
まだ音程はつけないで朗読してみてください。
オケは流すけど、あくまでも朗読です。
はじめはメロディーに持ってかれて、つい歌ってしまうと思いますが、
朗読時の感情の込め方を意識してキープしましょう。
音程をつけて歌う
朗読した感覚を忘れないうちに、
朗読感覚のまんまで歌ってみてください。
その際リズムとか音程がけっこう外れると思いますが、とりあえず気にしないで。
だんだん調整していけばいいです、細かいとこは
で最後は、なーんにも気にしないで歌ってみましょう。
きっと、最初よりも格段に、確実に感情の入った歌になっているはずです。
まとめ
はい、ということで今回は
歌に感情を込める朗読練習のやり方
でした。
おさらいすると、
歌詞を朗読する効果
- 詩の意味が理解できる
- 詩の抑揚がわかる
感情的に歌う歌手のおてほん
- 玉置浩二
朗読練習のやり方
- 詩を読んで内容を理解する
- 大げさに朗読する
- オケに合わせて朗読する
- 最後に、音程をつけて歌う
でした。
もし、どうも歌に感情がこもらないなーと感じたら、
歌詞を朗読する練習を1回でもやってみてください。
それだけでも、全く違う感覚で歌えることに気が付くと思いますから。
それでは、気持ちを込めていい歌歌っていきましょー