スコトーマと芸術と成功者の関係について考察してみた

この記事を書いているパンダ
きんぱん
30歳サラリーマンからミュージシャンを目指すヤバい男

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こんちあ、きんぱんです。

今日は難しい話をします。
昨日、美容室の兄貴にチケットをもらったんで、今日さっそく横浜美術館で開催中のヌード展に行ってきました。

(ヌードだけどいかがわしい目的ではないことは強く言っておく。)

まあ、ワタクシきんぱんは芸術のことなんて全くわかりませんから、この作品がどうとかって話は一切できません。
まして、美術館に展示される有名な作品が、何がいいのか悪いのかなんてことは一切わかりません。

ただ、とりあえず、世界的に優れているとされているものに触れることで、何かしらの気づきでもあったらいいなーくらいの感覚でボケーっと見てきました。

そこでぼーんやり考えたことを話してみたいと思います。

 

もくじ

スコトーマの概念と芸術作品


今日見て気づいたのは、芸術作品って大きく分けて2種類あるんですね。
それが「レアリスム」と「シュルレアリスム」です。

だいたいイメージ付くかと思いますが、
「レアリスム」は写実的なもの。

⇐こんなかんじのね。

「シュルレアリスム」は抽象的なもので、ピカソとかそんな系統のやつです。(ピカソは「キュビズム」とか言うんでちげーかも。てきとうですまん)

⇐こんなのね

なんか、時代背景によって、それぞれ流行る時期があるようです。

で、思ったのは 『写実的に描く芸術家と、抽象的に描く芸術家の 見ている世界は違うんだろうか?』

という疑問です。

そこに繋げて考えたのは、

①じゃあ音楽にも同じことが当てはまるか?
 確かに、音楽にも、ストレートに表現した曲と、言ってることが良くわからない曲ってあるよなあ。

②この見え方の違いは、スコトーマ(心理的盲点)の話として説明できるか?
 もしかしたら、写実的な人と、抽象的な人って本当に見えている世界が違うのかもしれない。

という2点です。

今日の話ではいったん、①の音楽的な考察はやめておいて、②スコトーマとの関わりという方がすごい気がかりなのでこっちの話します。

スコトーマという言葉、よくわからないという人も多いと思うので、その説明からすることにすることにすることにする。

 

スコトーマとは


説明がムズイので引用に頼ります。⇓

スコトーマは「盲点」という意味で、目の構造上どうしても見えない暗点のことを表現する時に眼科医が使用している用語です。
最近では心理学用語としても使用されるようになりましたが、認知科学者でもある苫米地英人博士の場合は、「盲点」に「心理的作用も関係する」という意味をプラスして「心理的盲点=スコトーマ」として使用されています。

スコトーマ=心理的盲点とは、過去の記憶を元に、現在の五感と結びつけてしまう脳の働きと、重要な情報だけを長期記憶しようとすることで「見えなくなってしまうことがある」ことを言います。

リスタ!様より引用させて頂きました。

もっと詳しく知りたい方は リスタ! さんで詳しく書いてます。

スーパーざっくり言うと、その人が重要と思っていない情報は認識されない ということです。

例えば、私たち普通の人が、リンゴが木から落ちるのを見てもなんとも思いませんね?たとえ視覚にその事象が映ったとしても、その人にとっては全く重要なことではないので、10秒もすれば忘れ去るでしょう。

ところが、ニュートンにとっては重要な事だったので、認識できた。それが万有引力の発見につながったわけです。

これ、にわかには信じがたいかもしれませんが、成功原則を学んでいく上でかなり、カナリ重要な話です。

我々人間は、見える視覚の世界が、すべてそのまま見えている と思ったら大間違いなのです。(世界の認識は視覚だけでなく5感すべて)

5感が受け取れる情報を全てそのまま認識してしまうと、脳が全ての情報を処理するために一瞬でエネルギーを使い果たし、餓死するそうです。

ですから、人は必ず、脳がフィルターをかけて 世界を認識しています。

で、そのフィルターは人それぞれ違うので、選び出す情報が異なってくる

これが、世界の見え方は人によって違う根拠となります。

つまりスコトーマ とは、その人には見えていない側面 であるといえます。

 

芸術家は何を見ていたか


写実的な作品と、抽象的な作品ですが、どちらもすごいです。
すごいというのは、芸術的な評価でうんぬんじゃなくて、単純におれにはこんなん作れねえな と思うからです。

写実的な作品を作る芸術家は、世界をより見たまんま、正確にとらえることを重要視したのでしょうか?
なかには本当にそこに波がありそうな、触れれば柔らかそうな肌がある、そんな作品もありました。

彼らは、見えたままの世界を正確に表現しようとした。

見えたままの世界が、ありのままの世界なんだろうか?

 

一方、抽象的な芸術家は、見たまんまじゃなくて、その物や人物の本質的な部分を重要視したように思う。
一切の余計なものを、排除してとらえた世界があれなんだろうか?

だとすると、こちらの方こそ、余分のない ありのままの世界と言うことができるんだろうか?

 

どちらが本当の世界か―――という問いはおそらく無意味です。
なぜなら、それぞれがそれぞれの作者が見た世界そのものだから。

どちらとも、世界のありのままの表現 ということになる。
いや逆に、どちらもそれぞれのフィルターを通して見た世界だから、どちらも正確ではないとも言えるな。

 

ちなみに、今日私が見て、自然に鳥肌が立った作品が二つありました。
1つはピカソの作品。(名前忘れた)
もう一つはロダンの彫刻です。

ピカソのはおなじみの、あの奇想天外なやつ。シュルレアリスムです。
ロダンの彫刻は、写実的な作品でした。これです⇓

 この作品のみ、撮影が許されている。

どちらの作品も、伝えんとしていることは分からないけど、ただただ すごかったす。
鳥肌立ったてことは、何かしらに感動したということ。つまり、あの作品は ただそれだけで人の感情を動かす力があるのだ。

 

成功者は何を見るのか


スコトーマの概念が、成功法則の関わりにおいて大切なのはなぜか。

それは、成功者が見ているものと そうでない人が見ているものは違う

からです。

成功者が重要だと認識していることに、貧乏人は気づかないわけです。
それは価値観であったり、考え方、取り入れる情報、本、食べ物に至るまで、まるで違うはずです。

極端な話、イチロー選手が食べてるものと、渋谷辺りでウンコ座りしてる奴が食ってるもの同じわけないですよね?イチロー選手はつまらんラーメン屋に1時間も並ばないわけです。

それはなぜかというと、口にするものでパフォーマンスが大きく変わる ということを認識しているからですよね?渋谷ウンコ座りにそんな概念無いわけです。

 

スポーツじゃなく、ビジネスの世界でも全く同じことが言えます。

おそらく、これを読んでいるあなたは、『スコトーマ』というキーワードが気になってクリックしたはずです。
そうじゃなくても、こんな最後のほうまで読んでいる。

この時点で、あなたにとって、『スコトーマ』という情報は重要だった。つまり、成功法則とか、人間的な成長とか、人生をより良くすることに重要性を見出すということに興味がおありですね?

ということは、あなたは既に、成功者の見ている世界に入り込んでいるということです。

スコーンとかトマトとか生田斗真とかスカートにばかり気を取られていた頃のあなたには、見えなかった情報なのです!

 

このように、どの分野でも成功する人は、見ているものが違います。
スコトーマを外したい人は、とにかくなりたい人の本とか、動画とか見まくるのがいいと思いますよ。

 

もしかしたら、成功を収めた芸術家たちは、そうでなかった芸術家たちが見ているのと違うフィルターで、世界を見ていたのかもしれません。

だからこそ、人の心を動かす作品を生み出せたのでしょう。
芸術において、何が人の心を動かすかはわかりませんが、もしかしたら、本質に肉薄したとき、それが生まれるのかもしれません。

 

ということで、今回は小難しい話をしました。
そして答えのない話という。。

美術館てもともとそんなに興味ないんですけど、いろいろ勉強している状態で行くと、違った見方があって面白いです。学生のころに行った時とは考えることや視点が全く変わっています。

これもスコトーマが外れてコンフォートゾーンが変わったからなんですかね!
そんな変化を感じるのもまたおもしろいかなと。

 

んではまた!

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