どどうもきんぱんですω
歌を練習してるんだけど、なかなか上手くならないな〜と感じませんか?
ボイストレーニングの教室に通っている、または独学で練習している、カラオケによく行って練習している・・・
だけど一向に上手くならない・・
そんな時、本当に今やってることは正しいんだろうか・・?
と不安になりますよね。
もしあなたが、教わった通りにやっている・ボイトレ本やネットの情報通りにやっている
なのになかなか歌が上手くならないと感じていたら、
生活習慣に問題があるかもしれません。
いや〜歌と生活習慣になんの関係があるんだよ!
と思いますか?
もしあなたがそう思って、自分の生活を何も省みないとしたら、
一生歌が上手くならないかもしれません、、、
ちょっと脅しっぽくなってしまいましたが、何より私自身が、このままではヤヴァイと感じているため、自分への戒めとしても今回の話をしたいと思います。
この記事では、
- なぜ歌を練習しても上手くならないのか
- 歌が上手くならない生活習慣
- 声を出さない歌の練習=習慣改善
について書いていきます。
もくじ
なぜ歌を練習しても上手くならないのか?
さて、なぜこの話をしようと思ったのかというと、最近の私の歌が調子悪すぎるからです。
以前より知識も増えたし、経験も増えたから、もっと上達してもいいんじゃないか?と感じたのです。
ですが、思ったように声が出ない日が多く、なんか
コンディションのいい日がほとんどない
という感じがしたのです!
これはもしや・・・このままではいくら練習しても上手くならないんじゃないか?と不安になり、いろいろ調べてみました。
コンディションがそもそも悪く、思ったような声が出ない。。
これでは歌を練習しようにも、そもそもの楽器が整備できていなかったら、ナンボ練習しても意味ないよね。。!
という考えに至ったのです。
そこでコンディションと歌の関係についていろいろ調査したところ、生活習慣・食生活・動作のクセ が歌に大いに関係していることがわかったのです。
生活習慣は我々の体をつくるものです。体が土台なので、習慣は言うたら「土台の材料」です。
なので、土台がグダグダなものからできていれば、当然土台はグダグダです。
つまり、歌を練習しても上手くならないとしたら、あなたを構成する習慣がグダグダな可能性が非常に高いのです!
自分を振り返ってみると、以前より見事に生活が乱れている ということに気がつきました。
そこで、これは早くシェアせねば!と思ったわけなのであります。
歌が上手くならない10の生活習慣
こんな生活をしていたら歌が上手くならないぞ。というやつをいくつか挙げてみます。
多くの人がちょっと気が緩んだら、やってしまいそうなものです。
いくつ当てはまるか、チェックしてみてください。
- 寝る直前になんか食べたり飲んだりする
- 食事の時間が不規則
- 夜型人間
- 極度の運動不足
- 姿勢が悪い
- あまり話すことがない
- 甘いものをよく食べる・飲む
- 栄養ドリンクを常用
- コーヒーとかカフェイン飲料をよく飲む
- 同じ姿勢で長時間仕事する
本当はもっと細かくあるんですが、わかりやすいように代表的なものだけにしぼりました。
どうですか?
私? 私は栄養ドリンクと甘いもの以外、全部当てはまってました!笑い事じゃない
いや〜これなんですよね。たぶん 歌の調子が悪いのは。。
今までの私は、それでも元気なんだからだいじょぶじゃん!って思ってましたが、どうやらそう甘くはないようです。
というのは、体は元気に感じても、このような生活習慣だと確実に、
胃腸の弱り・自律神経の乱れ
等が起きているからです。これらが、歌に超絶大きな影響を与えてしまうのです。
これらがどんな仕組みで歌が上手くならない原因になっているのか、もう少し詳しく見ていきましょう。
胃腸を弱めると歌が上手くならない
寝る前の食事・食事時間が不規則 などの食事に関わることは、胃腸を弱めることにつながります。
胃腸が悪くなると歌にどう影響するかというと、大きくは横隔膜の動きに影響します。
胃腸が悪くなると、胃腸周辺の筋肉が弱くなります。
横隔膜はお分かりの通り体の中にあるので、胃腸が活発でなければ体内部のインナーマッスルも弱まっていることになります。
横隔膜を支えるのはインナーマッスルなので、この筋肉が弱まっていれば横隔膜の支えが弱くなるのです。
横隔膜が支えられなければ呼吸に影響しますし、ふんばりもききません。
横隔膜を使った腹式呼吸ができなければ、歌声が安定しないということは何度もこのブログで書いている通りです。
つまり、不規則な食生活がもっとも大切と言ってもいい「呼吸」の妨げとなってしまうという事です。
胃腸が悪いと喉が絞まりやすくなる
また、体の内部の筋肉はぜんぶつながってます。
内臓筋が弱くなれば、腹横筋などのインナーマッスルに影響します。
それらは体の内部から支えを作る筋肉です。
「喉を開く」というのも、体の内側からの支えの一つです。
歌うときに喉が絞まってしまうのは、喉を開く体内側からの支えがキープできないからです。
そして、あまり関係ないと思ってましたが、内臓の周辺筋も喉の周辺筋とつながっています。
つまり、内臓が弱まれば、喉を開くための周辺筋も弱めることになっているのです。
という事は、不規則な食生活をする人は、生理的に喉が絞まりやすくなっているとうことなのです。
ちなみに、引きこもりやオタク系の人に、カン高い声やキンキンした喉声が多いらしいです。
(たしかにそんなイメージあるな・・)
これは、基本夜型なのと、食生活がグダグダな影響が大きいようです。
夜型とか運動不足だと自律神経に影響
生活時間が不規則だと、自律神経に乱れが生じます。
自律神経がコントロールしている筋肉は平滑筋というもので、血管・気管・胃腸・心臓などの自分の意思で動きをコントロールできないものの事です。
これも一見関係ないように見えますが、平滑筋とはいえ筋肉は筋肉です。
他の筋肉をのつながりがあるわけです。
これらの平滑筋がうまく動いていなければ、自分の意思で動かす骨格筋の動きに影響があるのもうなづけます。
内臓の筋肉の動きが悪ければ、先ほども出たように横隔膜の動きもわるくなります。
また、結構が悪くなったりもするので、声が出にくくなる原因の一つです。
姿勢が悪い・同じ姿勢の仕事は力のバランスを崩す
同じ姿勢で長時間いたり、姿勢が悪いと、体の偏った部分だけ筋肉がついてしまったりします。
そうなると、力のバランスが崩れます。
背中ばかり力が入ってしまって、腹筋の動きが悪かったり、逆もあります。
また姿勢が悪いと、内臓も圧迫されます。これは内臓の弱まりにもつながり、それが悪影響なのは先ほども言った通りです。
甘いものや栄養ドリンクは血糖値の不安定を招く
空腹時に甘いものを摂ると、血糖値の急上昇が起きます。
また、おなかが空いているときに炭水化物だけを食べるのも同じ事が起きます。
血糖値が急上昇すると、インスリンが大量に分泌されるため、今度は一気に低血糖の状態になります。
これを繰り返すと、「機能性低血糖症」というのになる恐れがあるのだそうで。
機能性低血糖症の人は、甘いものを欲するようになるらしく、そうなると血糖値の急上昇・急降下が繰り返されることになり悪循環です。
また、基本的に低血糖状態が多くなります。
低血糖状態は、精神的な安定を欠き、喉も絞まりやすく、横隔膜も下がりづらくなるらしい。。。
栄養ドリンクもかなり大量の糖が含まれているため、同じ事が言えます。
そうなると、もはや歌うどころじゃないコンディションが完成してしまうのです。おそろしや
最近の私はけっこうこれっぽいかもです。
以前より甘いものが食べたくなるし、毎日1個くらいは食べてしまうかも。。。アブない
仕事で疲れて、栄養ドリンクとかを多様している人はちょっと危険ですね。
カフェインはいろいろ問題だらけ
私の調子が悪い原因はもう一つあるかもしれません。
それはカフェインです。
毎日カフェに行くので、コーヒーか紅茶を飲みます。
私は飲まないですけど、栄養ドリンクにもカフェインの強いのとかありますね。メガシャキとか
カフェインが及ぼす悪影響はつぎのようなものがあります。
- 痰がからむ・口が渇く
- 血行や内臓の動きが悪くなる
- 睡眠の質が落ち、アゴに力が入りやすくなる
これらは交感神経が刺激される事による作用です。
交感神経優位により、唾液の分泌が落ち、痰がからんだり口が渇いたりします。
口がカパカパだったら歌いづらいのはわかりますよね。
血行や内臓機能の低下が、喉絞まりや横隔膜の動きの阻害になることは先に述べたとおりです。
睡眠に問題がある人はアゴに力が入る傾向が強いようです。
アゴに力が入っっていると、高音が出なくなります。
声を出さない歌の練習=生活改善
さて、これだけ生活習慣が歌が上手くならない原因になっている事はお分りいただけたでしょうか?
先に挙げた「歌が上手くならない習慣」の10項目は、けっこう現代人 特に社会人の大人には当てはまる事が多いんじゃないでしょうか?
20代後半くらいから常に体に不調を感じるような人が増えますが、これらの生活習慣が体に影響しているものと思われます。
歌だけではなく、早めに改善しないとけっこうやばいんじゃないかと思いますね。
そこで、提案したいのが
オカンの言いつけを守る
ことから始める。です
子供の頃に始めたものは、上達が早い というのは常識ですよね。
スポーツでも、歌でも同じです。
体が若いから、というのはもちろんありますが、それと同じくらい、実は「生活習慣が良いから」なのです。
子供はもちろん、酒・タバコやらないし
基本的に早起き
食事も決まった時間に、栄養を考えられたものを摂る
甘いものばかり食べてると怒られる
コーヒーとか飲まない
部活とかで運動する
ですよね?
でも、僕らはいつの間にか、こうやって躾けられたものを自らの不摂生で崩してしまっている。
これらの事はオカンに言われてたことがほとんどです。
それをちゃんと守れていない時点で、我々オッサンが子供にかなうわけないのです。
もし、子供の頃に教わった、きちんとした生活を守れていれば、それだけでワシらはもっと優れた人間になっていたんではないかな。。。。
究極はイチロー選手みたいなことです。自己管理のオニですよね。
スポーツ選手ではなくても、世の中で大きな結果を出している人に、生活が乱れた人はいません。
ということで、できるところから始めてみましょう。
- 規則的な睡眠をとる
- 食べるときはサラダや前菜などを先に食べ、炭水化物単体でがっつり食わない
- カフェイン飲料はなるべく避ける
- 甘いものは食後か、野菜、根菜、海藻、きのこ等の食物繊維が多いものを食べてから
- 甘いものが食べたいときは、空腹時は避け、フルーツがいい
- 体を動かす
ですね。
なんだかボイトレブログじゃなくて健康ブログになってしまったなあ。
でも、これで体のコンディションが良くなれば、練習の効果が爆上げすることはまちがいないです。
元気があればなんでもできますから!
練習しても歌が上手くならない原因:まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
ある程度歌を練習していくと、あるところでなかなか上手くならない時期がきます。
そんな時、練習メソッドを疑うのではなく、まずは生活習慣を見直してみてください。
今回調べてみて、確かに体調が万全でない状態では、やる気も出ないし、歌に気持ちも入らないしで
やっぱり生活が乱れてるせいだという事がわかったんですね。
自己管理を徹底するのは難しいです。
サラリーマンをやめてフリーになったら、なおさらそう思います。
ですが、正しい生活をして、毎日やるべき事を続ける。これって歌だけじゃなくて、言うたらもっともシンプルな成功法則だと思うのです。
だって、完全に自己管理できるような人間だったら、なんでもうまくいくと思いませんか?
とか言いつつこんな時間ですが、私もしっかり自己管理していこうと心に誓うのでした。。。